【ニート必見】初めてのハローワークは怖い?利用方法や持ち物・服装について全解説

ハローワークで就職活動を始めたいものの「実際に行くとなると怖い」と感じている方は非常に多いでしょう。

そこで本記事では、初めてのハローワークの利用方法やよくある疑問点について詳細に解説していきます。

この記事を読むことで、ハローワークに抱えている不安を解決した状態で次の行動に移すことができますよ。

尚この記事は下記の方におすすめです。

  • 仕事探しをしようと考えている人
  • ハローワークに怖いイメージを持っている人
  • ハローワークについて色々知りたい人
目次

ハローワークとは?基礎知識を紹介

ハローワークとは?基礎知識を紹介

ハローワークを初めて使いたくても、具体的に「何ができるのか」「いつ行けるのか」など、気になることは多いですよね。まずは同施設の基礎知識からご紹介しましょう。

国(厚生労働省)が運営する就職支援施設

ハローワークは国(厚生労働省)が運営する就職支援施設です。全国に500ヶ所以上あるため、割と近所で見たことのある人も多いでしょう。

地域毎に設置されているため、主に各地域で活動する中小企業の求人が募集されています。ニートに対する理解がある企業や未経験歓迎の求人もたくさんあるため、ハードルを感じずに済むでしょう。

加えて利用者は20~50代で転職先や新規の仕事を探している人が中心です。子供を連れた主婦も多く来所しているため、色々な人がいる分安心できるでしょう。

ちなみに若年層や子育て世代など特定の人々向けのサービスも用意されています。地域によって自治体も運営している「ふるさとハローワーク」もあり、近くにない人におすすめです。

彼ら特有の悩みにも寄り添えるため、信頼して就職活動しやすいでしょう。

地元だけではなく全国の求人を探せる

ハローワークが基本的に管轄地域の就労支援を担当しているため、他地域の求人を探す上で使えないと思う人もいますよね。実は全国各地の求人も探せるため、他県に移り住みたい人にも利用しやすいです。

具体的には求人検索パソコンやインターネットサービスを利用すれば、気になる地域の求人をすぐ見つけられます。求人番号を控えるなどして職員に相談すれば、紹介状を発行して貰えるでしょう。

なおインターネットサービスの場合は、自宅以外にも公共施設やカフェなどWi-Fiがある場所でも使えます。落ち着いた環境で求人探しする上でおすすめです。

仕事探し関係であれば受けられる支援は多い

ハローワークでは仕事探しに関する事であれば、支援サービスが充実しています。

まず職業相談は、職員にマンツーマンで気になる求人や就職活動の進め方などを相談できるサービスです。他にも職業適性や応募書類に関してもアドバイスを得られます。

また無料セミナーも開かれており、外部の専門家から選考対策や労働法などに関する知識やテクニックを教えて貰えるのがメリットです。

失業保険(雇用保険)関係の手続きもハローワークが窓口

失業保険(雇用保険)関係の手続きもハローワークが窓口

ハローワークは単に仕事を探せるだけではなく、失業保険関係の窓口もある場所です。前の職場をやむを得ない事情で退職した人も専用の窓口に行けば、失業保険受給への手続きができます。

失業保険は自己都合退職の場合、退職日以前の2年間で通算1年以上加入していた失業者が受給対象です。なお会社都合退職の場合は、より条件が緩和されます。

ニート生活が最近始まって間もない人や、手続きをしていない人は是非窓口に顔を出すと良いでしょう。

ハローワークの初めての利用は怖い?ニートは説教されるの?

ハローワークの初めての利用は怖い?ニートは説教されるの?

初めてハローワークを利用する際、「追い出されたり職員から説教されたりするのでは」と怖く感じがちですよね。

確かにニートの世間に対する目は温かさがない上、ハローワークも役所である分、真面目な職員に小言を言われるように思うでしょう。しかし実際は構える必要のない場所です。

職員は親身で優しいため説教は滅多にされない

職員から説教されるのでは」と恐れる人もいますよね。しかし実際にはあまりうるさく言われることはありません。

ハローワークの職員は基本的に優しいです。就職活動で抱きがちな悩みや求人に対する疑問点などがあっても、親身になって対応して貰えます。

初回で利用する際に職歴やニートだった期間について聞かれても、説教のためではありません。今後の支援に役立てる目的で聞くだけであるため、警戒しなくて大丈夫です。

性別や職歴の有無に関係なく職業紹介してくれる

ハローワークに抱きそうな心配事に、「きちんと職業を紹介してくれるのか」というものもあるでしょう。実はどんな職歴の人に対しても条件に当てはまる求人を紹介して貰えます。

国が運営している分、職員が性別や職歴などで利用者を差別することは禁止です。無職を理由に追い出されたり職業を紹介しなかったりすることはないため、安心して利用できます。

その他ハローワークが怖いと感じられる理由4つ

その他ハローワークが怖いと感じられる理由4つ

ハローワークは職探しやキャリアアップなどができる便利な施設です。しかしニートなどの中には、「怖い場所」と感じて敬遠する人も少なくありません。

しかしあまり怖がってばかりいると、利用する気が起きませんよね。気軽に利用するには、怖く感じる原因を知るのがおすすめです。

お役所の堅いイメージで相談しづらいから

まず「堅いお役所」というイメージがあります。確かに国が運営している以上、ハローワークは役所と言えるでしょう。

そして役所には真面目で堅いイメージがある分、気軽に行けないとも思われがちです。ただ実際には国が運営している施設とは言え、職員は親身である上に落ち着いて相談しやすくなっています。

ニートでも大丈夫な求人があるか不安だから

さらに「ニートでも大丈夫な求人があるか」で心配な人も安心して大丈夫です。扱っている求人にはニートが安心できるものもたくさん用意されています。

地域によって数の上で差はあるものの、中小企業求人を中心に全体で数千件から1万件以上と多いです。職種も工業やサービス関係など多岐にわたります。

加えて国が運営している分、ニートであることを理由に求人紹介しないケースは発生しません。安心して求人探しできるでしょう。

ブラック企業の求人を紹介されそうだから

「ブラック企業の求人を紹介されそう」と感じて、ハローワークを使いたくない人もいますよね。確かに中小企業の求人が多いため、ブラックな求人がありそうに思ってしまうでしょう。

しかし同施設では労働基準法に触れる求人は紹介しません。基本的にブラック企業の求人は労働法に違反する内容になっているため、紹介の前に却下されやすいです。

もし求人票を見て不安になる点があれば、職員に相談して対応して貰うと良いでしょう。

態度の悪い職員の噂が多いから

最後に態度の悪い職員の噂が多い点も怖く感じる点です。職員も若い人から年配の人まで色々いる分、場合によって感じの悪そうな職員が担当になります。

しかし態度の悪い職員は全体ではかなり少ないです。基本的に親身で利用者のために動いてくれる人の方が多いため、信頼して問題ありません。

加えて態度の悪い職員の話は、基本的に噂でしかないケースも多いです。行く前から構える必要はないでしょう。

実際にハローワークは怖い場所なのか?ハローワークの特徴6つ

実際にハローワークは怖い場所なのか?ハローワークの特徴6つ

色々な理由で怖くないことに触れても、中には「本当に大丈夫なのか?」と疑う人もいますよね。本当にハローワークは怖くない場所なのでしょうか。

以下にご紹介するリアルな特徴6点から見ていきます。

ニートでもハローワークは利用できる

ニートの人の中には、「ハローワークは自分でも使えるのか?」という疑問がある人もいますよね。あるいはニートを理由に門前払いされるのではないかと考える人もいるでしょう。

まずニートでも利用可能です。同施設は求人探しを目的とする人であれば誰でも支援を受けられます。

加えて国が運営している公的施設であるため、特定の人々に対する差別的な対応は禁止です。ニートであることを理由に施設への立ち入りや求人探しができないということはありません。

以上の理由から、ニートでも安心して利用できます。

用件や疑問点は総合受付で聞けば良い

また来所したのは良いものの、まず誰に声を掛ければ良いのか悩む人もいますよね。用件などがある場合は、総合受付で問い合わせるのがおすすめです。

総合受付には職員の人がいるため、用件を伝えれば対応して貰える窓口の案内などをしてくれます。また施設を使っていて分からない時の疑問にも答えて貰える点でも便利です。

なお対応窓口を案内される場合は番号札を渡されます。順番が巡ってきたら、案内された窓口まで出向くと良いでしょう。

ハローワークの雰囲気は割と賑やか

ハローワークは役所の1つである分、堅そうな雰囲気で不安になる人もいますよね。実は同施設の雰囲気は賑やかです。

まず施設内には大勢の求職者が来ており、窓口で相談する声も頻繁に聞こえてきます。また別の部屋でセミナーや模擬面接が開催されている点でも、沈黙ばかりの状態からは縁遠いです。

施設によっては授乳室や保育室などを備えたマザーズコーナーもある分、子供たちの声も聞こえてくるでしょう。いずれにしても「賑やかなお役所」という印象を受けるほど賑やかな場所です。

ハローワークの職員は怖いどころか基本的に親身

職員は本当に怖くないのか」という疑問を感じる人もいるでしょう。実際職員は怖くないどころか基本的に親身です。

基本的に優しく親切であるため、あまり怖がる必要がないでしょう。最初の職業相談で職歴や空白期間について聞かれるものの、あくまでも今後の支援に活かすためにすぎません。

ハローワークの利用者は様々

ハローワークの利用者は実に様々です。年齢で見ても20代後半から50代が主で、中には子供を連れた主婦の人も大勢います。

同時に利用者はほぼ全員、求人検索のパソコンや職業相談など自分の課題に手一杯です。たとえニートの状態で来所してもじろじろ見られることもない分、人目を気にせずに済みます。

一言でまとめれば、仕事の口を求めて様々な境遇の人が来ている場所です。ニートとして利用してもおどおどせずに済むでしょう。

ハローワークの求人は基本的に中小企業のものが多い

最後に募集している求人は中小企業のものが多めです。求人を無料で出せるため、たとえ事業規模が極端に小さい事業所でも、採用活動がしやすくなっています。

加えて地域密着の求人が多い傾向にあるため、地元を離れないで仕事できるケースも多いです。生まれ育った地域を離れずに定職に就きたい人にはおすすめでしょう。

初めて利用するニートが知ると良いハローワークのメリット・デメリット

初めて利用するニートが知ると良いハローワークのメリット・デメリット

ハローワークに初めて足を運ぶ際、メリットとデメリットを知っていると、今後使う際に色々役立つでしょう。利用する際の長所や短所は以下の通りです。

ハローワークを利用するメリット2点

まずメリットからご紹介しましょう。求人数が多い点と、内定まで職員のサポートを受けられる点の2つです。

地元密着のものなど求人数が多い

ハローワークは各都道府県内に細かく設けられている分、地元密着のものを中心に多くの求人を抱えています。各県で数千件から1万件以上の求人がある分、地域に関係なく応募の対象を探せるでしょう。

職種は介護・医療系やサービス系、工場系などさまざまです。自分のスキルや性格などを考えて職員に相談すれば、おすすめの求人に出会えます。全国で探せば、より合う求人が見つかりやすいです。

加えて正規雇用以外にもアルバイトやトライアル雇用求人も多いです。社会生活に自信がない人も、お試しで仕事できる点でも安心できます。

内定まで職員のサポートを受けられる

また求人相談から内定まで親身なサポートを受けられる点もおすすめです。気になる求人の情報を相談・確認したり、応募書類の添削をして貰えたりするなど色々な点で支援を受けられます。

若い場合などは特化サービスも紹介して貰うことで、より自分に寄り添った支援も得られるでしょう。他にも就職活動中に生じた悩みに対しても、親身に相談に乗って貰えます。

ちなみに転職エージェントと異なりアフターフォローはありません。ただ内定が決まるまでは、最初から最後まで職員を存分に頼れるでしょう。

ハローワークを利用するデメリット2点

ハローワークはいろいろと便利な点があるものの、デメリットも見られます。主に中小企業の求人が多い点や、自分で動く必要がある点です。

中小企業の求人が多い

ハローワークで扱っている求人は、地元の中小企業が募集しているものが目立っています。求人広告を出す際にお金がかからない分、経営基盤や資金力の弱い企業も募集しやすいためです。

ブラック企業については、明らかに労働基準法に違反した経歴のある企業の求人は見かけません。しかし離職者が続出している企業の求人がずっと残っているケースもあるため、注意は必要です。

なお大手企業を狙いたいのであれば、転職エージェントを利用した方が出会える可能性があります。

自分で動かなければいけないことも多い

また職員が親身であるとは言え、基本的には自分で動く必要のあるケースも多いです。具体的に来所する目的をきちんと決めた上で相談などしなければ、職員も必要な支援ができないでしょう。

利用するたびに、今必要な支援や相談すべき内容をしっかり把握することも大切です。職員に依存するやり方ではかえってうまくいきません。

初めてでも安心!ハローワークの利用方法・流れを6ステップで解説

初めてでも安心!ハローワークの利用方法・流れを6ステップで解説

実際に初めてハローワークに出向く際、利用方法が分からないと困惑したまま時間だけが経つでしょう。初めての人でも安心できるように、利用時の6ステップをご紹介します。

ハローワークの受付で求職申し込みする

最初のステップが受付での求職申し込みです。到着したら建物の中に入り受付に向かい、受付の職員に初めて利用する旨を伝えます。

職員から求職申込書を貰うため、名前や職歴、希望条件などの必要事項を記入しましょう。いずれも後で触れる相談などで聞かれる内容のため、ありのままに書くのが望ましいです。

ハローワークカードを発行して貰う

ハローワークカードを発行して貰う

求職申込書を書き終えたら受付に持っていきます。手渡した後に施設やサービスの利用に欠かせないハローワークカードが発行されるため、大事に保管しましょう。

ちなみにカードは2ヶ月後の末日が使用期限であるため、更新時に申し出る必要があります。なおインターネットサービスでも仮登録はできるものの、1週間以内に窓口で本登録することになります。

パソコンで求人検索する

一通り求職申し込みが終わったら、パソコンコーナーを利用すると良いでしょう。各ハローワークには求人検索に対応できるように多くのパソコンが設置されています。

希望条件や気になる地域・職種などを入力すれば、条件に合う求人が出てくる仕組みです。なお他県の求人も探せるため、必要に応じて検索すると良いでしょう。

気になる求人があれば求人票をプリントアウトできます。職員への相談に利用できるように、クリアファイルに入れておくのがおすすめです。

気になる求人がある場合は職員に相談

気になる求人がある場合や色々と支援を受けたい場合は、職員に相談すると良いでしょう。相談したい場合はまず受付に伝えて番号札を受け取り、しばらく待ちます。

番号が呼ばれたら窓口に出向き、職員に相談内容を伝えると色々支援を受けられる仕組みです。求人に関する質問や職業訓練の申し込み、就職活動での悩みなど様々な点で対応して貰えます。

ニートとして初めて相談する場合は、職業適性を診断して貰うのも良いでしょう。性格やスキルなどから目指すべき職種などを知っておくと、求人探しでも大いに役立ちます。

受けたい求人に応募・紹介状の発行

受けたい求人が決まっている場合は、職員に相談した上で紹介状を発行して貰うと良いでしょう。ちなみにハローワークの求人は紹介状を発行して貰って、初めて選考を受けられます。

面接などの段取りは職員が企業と話をつけてくれるケースも多いです。また書類選考から始まる場合は、事前に職員に履歴書などを見て貰い、改善点を修正すると通過の可能性が高まります。

書類選考・面接

紹介状を発行して貰ったら、いよいよ選考です。求人によって書類選考から行う場合と、面接からスタートするケースがあります。

書類選考を行う場合は、基本的に履歴書などを郵送する流れです。すぐに結果を知らされないケースがあるものの、企業側の調整に時間がかかっていることもあるため、焦りは禁物です。

面接に進んだ場合も、人事担当者との面接からスタートする場合といきなり最終面接になるケースがあります。指定の日時に遅れないように行き、しっかり自分をアピールすることが大切です。

初めてのハローワークに持っていくもの(持ち物)と服装は?

初めてのハローワークに持っていくもの(持ち物)と服装は?

ハローワークに行く際、持ち物や服装について気になる人もいますよね。実は必要な物は特別な時を除けば、特に気にしなくて大丈夫です。

服装は普段着でOK

まず服装については普段着で問題ありません。特に求人検索や職業相談が来所目的の場合は、職員からも服装については特に何も言われずに済みます。

ただ着ていく服は、なるべく清潔感の感じられるものが良いでしょう。普段着で良いとは言え、あまり汚れなどが目立つ服装は他の利用者に対して迷惑になるためです。

面接の練習をする場合はスーツがおすすめ

なお面接の練習をする際は、スーツがおすすめでしょう。明確な決まりではないものの、面接の雰囲気を少しでも感じ取ったり、服装関係の適切なアドバイスを受けやすくなったりするためです。

特に失業保険を受給していたり職業訓練中だったりする場合は、練習時にスーツを着ることで本気度を伝えられます。職員からの心象もより良くできるでしょう。

持ち物は筆記用具や履歴書など

一方持ち物についても特に決まりはなく、筆記用具やメモ帳、クリアファイルがあれば十分です。必要な情報をメモしたり、発行して貰った紹介状を保管する際に使います。

なお面接の練習や応募書類の添削をして貰う場合は、履歴書や職務経歴書など必要な書類を持参するべきです。他にもセミナーを受ける際は、ノートもあればなお良いでしょう。

失業保険関係の手続きでは身分証や印鑑も必要

一方失業保険関係の手続きでは、必要な持ち物が多めです。主に以下のような物の持参を求められます。

  • 身分証(運転免許証やマイナンバーカードなど)
  • 離職票
  • 雇用保険の保険証
  • 印鑑
  • 通帳
  • 写真2枚
  • 失業認定申告書
  • 雇用保険受給資格者のしおり
  • ハローワークカード
  • 求職申込書

以上のように種類が多いため、来所する前に忘れ物がないかを良く確認することが大切です。

ハローワークを利用する際に注意したい4点

ハローワークを利用する際に注意したい4点

親身な支援も受けられる分、基本的にハローワークは気軽に利用できます。ただ一方で以下の4点に注意が必要です。

基本的に利用の目的を明確にする

まず来所する際に利用の目的を明確にするべきでしょう。ハローワークでは確かに様々な支援を受けられるものの、基本自分から動くことが前提になっているためです。

言い換えれば、職員の人が全て手取り足取り動いてくれるわけではありません。自分が望む就職活動の進め方を予め決めた上で、今必要な行動を把握すると良いでしょう。

職員でも態度の悪い人はいる

また職員でも態度の悪い人はいます。ハローワークが全国に544ヶ所設置されている分、職員の数も膨大です。

加えて職員には年配の人も多く、中にはニートに対して理解がない人もいます。相談で怒られることはあまりないものの、職探ししていなかったことに嫌味を言われる場合がある点は理解した方が良いでしょう。

ニートへの嫌味以外にも、対応に誠意がないこともあります。職員が多い分、まれにあり得ることではあるものの、不快な場合は苦情申し立てするのもありです。

たまにブラック企業の求人もある

ハローワークの求人では基本的にブラック企業の求人はありません。しかしごくまれに内容がブラックなものは存在します。

あくまで労働法に触れる求人は載せないものの、求人掲載の審査も比較的厳しくはありません。つまり労働法に触れていないものの、違法性が見られるか微妙な求人もたまにあります。

特に掲載期間がやたらと長かったり、目にする機会が多かったりする求人は要注意です。短期間で人が多く辞めている可能性がある求人として警戒するべきでしょう。

面接は極力キャンセルしないこと

最後にハローワークで紹介して貰った求人の面接は、極力キャンセルしないようにするべきです。無断でキャンセルした場合、全国のハローワークに記録が残ります。

仮に無断キャンセルした場合、職員から注意されたり今後の求人紹介を断られたりするなど悪影響が及びがちです。体調不良などでキャンセルする場合は、事前に応募辞退の連絡をするべきでしょう。

ニートにおすすめのハローワークのサービス3選

ニートにおすすめのハローワークのサービス3選

ハローワークには様々なサービスが整備されている分、初めて利用する際に戸惑う人もいますよね。ニートにおすすめのサービスは以下の3つです。

ハローワークインターネットサービス

ハローワークインターネットサービス

もし求人検索で人の視線が気になるのであれば、インターネットサービスを利用すると良いでしょう。ネット環境があれば、場所に関係なくパソコンやスマホで求人を探せます。

全国のハローワークで募集しているものも見つけられるため、興味がある地域の求人を探す上でもおすすめです。なお職業相談などの待ち時間を有効活用する上でも役立てられます。

定期的なセミナー

ハローワークのサービス_セミナー

また今後の選考対策に自信がない人は、定期的なセミナーを受けるのもおすすめです。履歴書の書き方や面接の準備をする方法など、実際の選考に役立つ情報が豊富に揃っています。

加えて特定の職業やスキル、労働法など働く上で欠かせない知識を解説しているものも多いです。今後の就業に役立つ情報を色々と得られるでしょう。

職業訓練(ハロートレーニング)

新しいスキルを本格的に身に付けたい場合は、職業訓練(ハロートレーニング)を受けると良いです。IT関係や介護関係、事務関係など様々な講座が用意されているため、興味あるスキルを探せます。

基本的に訓練校で身に付ける上、一緒に勉強する仲間も多くいるためにお互いに磨き合っていけるでしょう。もちろん訓練中は就業支援も受けられます。

ちなみに失業保険期間の延長や受講給付金などの金銭面を援助して貰える制度があるのも特徴です。費用の問題でスキルアップに悩む人にも魅力的でしょう。

職業訓練の職種については「職業訓練のコースおすすめ」の記事に載せておりますので、詳しくはご確認下さい。

本気で転職したいなら転職サイトがおすすめ

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最後になりますが、今すぐ効率的に転職したいと感じている人は「転職サイトを併用して利用する」ことが内定への近道です。

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加えて各種診断で自己分析もできますし、企業から逆にオファーをいただけることもあります。

転職エージェントよりも自由度が高いので、変なプレッシャーに捉われることなく就職先を見つけることができますよ。

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初めてのハローワークで「よくある質問」

初めてのハローワークで「よくある質問」

最後に初めてハローワークを利用する時の「よくある質問」について纏めていきますね。

ハローワークの利用時間や開庁日はいつ?

ハローワークに行く際、利用できる時間や開いている日が気になりますよね。まず利用時間は多くの施設で8:30~17:15となっています。そして開庁日は原則平日です。

ただし施設や特化サービスによっては一部の曜日で19:00まで開いているところもあります。大都市や県庁所在地の施設に多く、学校や職場の帰りでも気軽に利用できるでしょう。

他にも土曜日に来所可能な場所もあります。管轄のハローワークを確認してみると良いでしょう。

ハローワークは予約が必要ですか?

ハローワークに予約は必要ありません。

基本的に管轄のハローワークに向かって受付の方に目的を話せば対応して貰えます。具体的には職業相談や、求人検索などです。

ただし失業保険の場合は指定された日に行く必要があるので覚えておきましょう。

ハローワークは初めてなのですが在職中でも利用できますか?

基本的にハローワークは在職中でも活用することが可能です。

利用手順は離職した人と特に変わらないので、まずは管轄ハローワークの受付に相談すると良いでしょう。

まとめ

今回は初めてハローワークについて解説しました。ハローワークは求人探しや職業訓練など、就職関係であれば色々できる施設です。

加えて職員もほとんど親身である上、ニートであっても求人探しをしたり彼らが働ける求人を見つけられたりできます。服装や持ち物も基本的に最低限のものがあれば大丈夫です。

注意すべき点は幾つかあるものの、ニートにとってもハローワークは利用しやすくなっています。安心して仕事探しなどに活用してみると良いでしょう。

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