d払いとは、NTTドコモが2018年から提供するスマホ決済サービスです。やはりドコモユーザーだからd払いが気になったという人は多いのではないでしょうか。
結論から言ってしまえば、ドコモユーザーはd払いにdカードやdカードGOLDと組み合わた支払いが絶対におすすめ。通常のd払いよりもポイントを3倍以上にすることが可能です。
本記事では、d払いとは何か?というところから、メリット・デメリット、どんな人におすすめできるのかをまとめました。
この記事を読むことで、あなたに最適な支払い方法を知ることができますよ。
d払いとは
d払いは、株式会社NTTドコモが2018年から提供しているスマホ決済サービスです。
d払いはドコモユーザー以外も利用できます。それでも貯まったdポイントはドコモ料金に充てられるのが最大の特徴と言えるでしょう。
またキャンペーンも積極的に行っているので、お得に決済することができます。
まずはd払いの基本情報から見ていきましょう。
d払いの還元率
現在、d払いの還元率は200円につき1ポイント(0.5%)、ネット決済で使うと200円につき1ポイント(0.5%)貯まります。
d払いに必要なもの
d払いは、ドコモの携帯がなくても、dアカウントがあれば誰でも利用することができます。
d払いの支払い方法
d払いの支払い方法は、4種類(コードを見せるor読み取る・ネット決済でd払いを選択・dポイント払い・クレカ)です。
ちなみに、クレジットカードはVISA・MasterCard・JCB・AMEXの登録が可能で、dカードやdカードGOLD以外を登録するとキャンペーンの対象外になることが多いです。
d払いのチャージ限度額
d払いにチャージできる上限金額は10万円、一ヶ月あたり30万円までになっています。
d払いのチャージ方法
d払いは、銀行口座・セブン銀行ATM・コンビニからチャージすることができます。
d払いのオートチャージについて
銀行口座を登録することで、残高が一定額になったときに自動でチャージすることが可能です。
d払いの個人間送金について
d払いは、ドコモの携帯番号を持っている人に残高を送金することができます。
d払いを利用する5つのメリット
d払いの基本情報について解説したので、次にd払いを実際に使うことによるメリットを解説します。
還元があるので他のスマホ決済よりお得
d払いは、決済することで還元を受けることができるので、現金決済よりもお得です。
- 街で決済すると200円で1ポイント(0.5%)
- ネット決済は100円で1ポイント(1.0%)
たとえば、コンビニで税込み2,000円の決済をすると10ポイント、アマゾンや楽天市場で決済する20ポイント貯まる仕組みになっています。
貯まったポイントは、そのままドコモ料金に充てることもできますよ。
dカードと組み合わせると還元率が高い
次に「dカードと組み合わせると還元率が高い」という点です。
d払いのみだと還元率が0.5%~と解説しましたが、d払いの引き落とし先をdカードやdカードGOLDにすると、さらに還元率を高くすることが可能です。
上記の図のように、引き落とし先をdカードにすることで、dカード分の還元率が追加され、合計1.0%の還元率になります。
加えてdポイントカードを掲示してポイントを貯めることができる店や、d払いを使うことでポイントが増える特約店もありますので、さらにポイント還元が上がる場合もあります。
そのため「d払い+dカード」の組み合わせを実践することで、年間通して数万円お得にポイントを貯めることができますよ。
dカードの情報 | dカードGOLDの情報 | |
---|---|---|
名称 | dカード | dカードGOLD |
デザイン | ||
年会費 | 無料 | 1万円 |
キャンペーン | 今なら2,000P貰える | 入会&利用&Webエントリーで 最大11,000ポイント |
申し込み | dカードの公式 | dカードGOLDの公式 |
30秒で解決!dカードとdカード GOLDの違いについて
dカードを作るべき理由は納得できましたね。しかし、dカード GOLDと何が違うんだろう…?と疑問を感じている人は多いはず。 そこで、dカードを持って5年以上たつ私が概要をそれぞれまとめました。
dカード | dカードGOLD | |
デザイン | ||
年会費 | 無料 | 1万円 |
入会条件 | 18歳以上 | 20歳以上 |
審査 | 通過しやすい | 通過しやすい |
ブランド | VISA・MasterCard | VISA・MasterCard |
還元率 | 1.0%〜(100円につき1ポイント) | 1.0%〜(100円につき1ポイント) |
年間特典 | × | ○ |
ドコモ料金 | 1%還元 | 10%還元! |
携帯補償 | 1万円 | 最大10万円 |
旅行保険 | × | 最高1億円 |
買い物保険 | 最高100万円 | 最高300万円 |
申し込み | dカードの公式 | dカードGOLDの公式 |
結論から言うと、「ドコモ携帯とドコモ光を合計した金額が月9,000円以上の人」それ未満でも「1年間で100万円以上はクレカを使える人」はdカードGOLDを選ぶ方がお得です。
dカード GOLDはドコモ料金1,000円につき100ポイントもらえるので、仮に毎月のドコモ料金が1万円ならば1,000ポイント、年間にすれば12,000ポイントももらえます。
つまり支払いの合計が約9,000円以上の場合、ポイントだけで年会費を払うことができるので、実質無料でdカード GOLDを利用することが可能です。
ちなみに毎月のドコモ料金が月9,000円以下(〜8,999円で)でも、1年間に100万円以上クレカを使えるなら、年間利用特典で得することができます。
dカード GOLDは年間100万円以上の決済で11,000万円相当、200万円以上だと22,000円相当のdサービスで使えるクーポンが毎年届きます。
そのため、条件を満たす方はdカードGOLDを選択することで年間通してお得に生活することができますよ。
\ 最大11,000ポイントもらえる /
使える場所が多い
次に使える場所が多いという点です。以前はかなり使える場所が少なかったd払いですが、ここ数年で一気に利用できる場所が拡大しました。
参考までに、いま人気のスマホ決済5種類と比べてみましょう。
スマホ決済 | 使える場所 |
---|---|
410万ヵ所以上 参考:(決算資料) | |
374万ヵ所以上 参考:(PayPay公式) | |
309万ヵ所以上 参考:(LINEPay公式) | |
506万ヵ所以上 参考:(KDDIプレスリリース) | |
236万ヵ所以上 参考:(メルペイ公式) | |
500万ヵ所以上 参考:(楽天公式) |
ご覧のように、d払いが使える場所は410万ヵ所以上と非常に多いです。各種コンビニはもちろん、ビックカメラなどの電気店や、スギ薬局・マツモトキヨシなどのドラッグストアでも利用できます。
そのため、使える場所の多さを重視して選ぶなら、他の決済手段よりもメリットと言えるでしょう。
後払いができる
ドコモユーザーのみですが、d払いは毎月のドコモ料金と合算して支払うことで、「後払い決済」が可能になるんです。
少しでもお得に決済するならdカード払いの方がお得なんですが、ドコモ料金と合算した方が使いすぎを防げるかもしれません。
上記のように、d払いは利用残高が表示されるので、いまいくら使ったかスグに分かるんです。
これは他のスマホ決済にはないので、d払いの大きなメリットと言えるでしょう。
お得なキャンペーンがある
d払いは、お得なキャンペーンを常に実施しているので、お得に買い物することが可能です。最近ではユニクロで対象商品を2枚買うと1枚分がポイント還元されるキャンペーンがありました。
どのスマホ決済もお得なキャンペーンを実施していますが、d払いのキャンペーンは意外と使いやすいものが多い印象です。
そのため、気になったら開催中のキャンペーンを使ってさっそく決済してみてください。
悪いところもある!d払いの2つのデメリット
ドコモユーザーにとって嬉しいdポイントが貯まるd払いですが、デメリットもあります。
割り勘がしづらい
私は、飲み会で割り勘するときにスマホ決済の送金機能を使うんですが、d払いはドコモ携帯を持っている人にしか送金できません。
この点について、他のスマホ決済はどうなっているのでしょうか。
スマホ決済 | 個人間送金 |
---|---|
可能(ドコモ間のみ) | |
可能 | |
可能 | |
可能 | |
不可 | |
可能 |
ご覧のように、ほとんどのスマホ決済ではそういった条件はありません。
たとえばPayPayはソフトバンクが提供していますが、ソフトバンクやワイモバイルユーザーにしか送金できないなんてことはありません。
そのため、d払いを使って割り勘するのはちょっと難しいのが現状です。
出金手数料が高い
もしd払いにたくさんチャージしてしまったとき、手数料110円を払えば銀行口座もしくはセブン銀行ATMでお金を返してもらえます。
しかしd払いはその月で初回は110円ですが、2回目以降は220円かかってしまうので、この点がデメリットと言えるでしょう。
スマホ決済 | 出金手数料 |
---|---|
110円(2回目以降220円) | |
110円(ジャパンネット銀行なら無料) | |
220円 | |
220円(出金額が2万円以上なら1%) | |
220円 | |
出金額の10% |
しかしチャージした金額を出金することは少ないので、大きなデメリットではないと言えますね。
結論!d払いはこんな人におすすめ
d払いのメリット・デメリット、そして評判をまとめると次のような結果になりました。
- 還元があるのでお得
- dカードと合わせるとポイント3倍
- 使える場所が400万箇所以上
- 後払いができる
- お得なキャンペーンがある
- 割り勘しにくい
- 出金手数料が高い
d払いは、dポイントが貯まるところや、dカードやdカードGOLDを組み合わせることで、さらにポイントが増えるのがメリットです。
使える箇所も400万箇所以上と非常に多いので、現金払いをしているor低い還元で支払いをしている方は、dカードとd払いの組み合わせを実践してみてはいかがでしょうか。
dカードの情報 | dカードGOLDの情報 | |
---|---|---|
名称 | dカード | dカードGOLD |
デザイン | ||
年会費 | 無料 | 1万円 |
キャンペーン | 今なら2,000P貰える | 入会&利用&Webエントリーで 最大11,000ポイント |
申し込み | dカードの公式 | dカードGOLDの公式 |
d払いの登録方法&使い方
ここからはd払いを使ってみたいという方のために、登録方法と使い方をまとめました。
以下3つのステップにまとめましたので、参考にしてください。
ステップ1.アプリを入れる
まずは、下記のリンクを開いてd払いのアプリをインストールしましょう。
アプリを追加したら、規約に同意する画面が表示されます。
そして問題なければ規約に同意し、dアカウントにログインする流れとなります。
その際には、職業と利用目的の入力があります。どう回答しても、使い勝手に影響することにはないの深く考える必要はありません。これで設定完了です。
ステップ2.支払い方法を確認する
以上の手続きを踏んだら、あとは決済するだけです。
決済方法についてはステップ3でお伝えしますが、先に現在の支払い方法を確認する手順と変更する手順をお伝えしますね。
支払い方法の確認手順
d払いの支払い方法は、以下ホーム画面で確認することができます。
たとえば、いまの状態で決済すると決済した金額は毎月のドコモ料金に合算して請求されます。
支払い方法の変更手順
それ以外の支払い方法にするなら、d払いアプリのメニューを開きます。
そして、「設定」→「お支払い方法」の手順で支払い方法を変更することができます。
ステップ3.決済する
d払いは、QRコードを見せて決済するのが基本です。
手順はとってもかんたんで、d払いのアプリを開いで画面をそのまま読み取ってもらうだけ。もしdポイントを使いたいときはdポイントにチェックを入れてください。
ただ、店舗によっては逆にコードを読み取ってくださいと言われる場合もあります。
その際は、画面右上にある「読み取る」をクリックして、お店にあるQRコードを読み取るだけ。珍しいパターンですがこういった決済方法もあります。
まとめ
d払いは、やはりdポイントが貯まるので、ドコモユーザーに魅力的なスマホ決済サービスと言えるでしょう。
ただ、使える場所や全体的なサービスはPayPayの方が良かったので、まずはPayPayを使ってみるのも良いかもしれません。
この記事が、 貴方のためになれば幸いです。