全国の様々なお店で使えるペイペイ(PayPay)を取り入れようと思う方もいますよね。
しかしネット検索してみて、「やめたほうがいい」という声を見た方もいるでしょう。
実際にペイペイは便利な反面、デメリットも色々とあります。
ただ事前にデメリットを知っていれば、今後ペイペイを使うか使わないかを決める際の材料として役立ちます。
そこで本記事では、ペイペイ(PayPay)が「やめたほうがいい」と言われる理由から、実際のメリット・向いている人を解説します。
この記事を読むことで、PayPayが自分に合っているサービスか判断できるようになりますよ。
ペイペイ(PayPay)はやめたほうがいいと言われる6つの理由
全国400万店近くで気軽に使える上、ポイントまで貯まるペイペイ(PayPay)を取り入れてみたい方もいますよね。
しかしペイペイには使わない方が良い理由があることもご存じでしょうか。
「ペイペイはやめたほうがいい」とされる理由を知ると、今後利用する際にデメリットを理解して使うことができます。
やめた方が良いと言われる理由は以下の6つです。
- 以前よりも還元率が低くなった
- チャージの手間が掛かる
- 他の支払い方法と併用できない場合が多い
- 過去に個人情報の流出トラブルがあった
- 災害や通信トラブルの際に使えない
- 今後他のクレジットカードが登録不可に
以前よりも還元率が低くなった
まず以前よりも還元率が低くなった点が挙げられます。
ペイペイは2018年から利用が始まりましたが、当初の還元率は3.0%とかなりの高さを誇っていました。
しかし2019年10月に半分の1.5%に下がり、続けて2020年4月には0.5%となって現在に至っています。
加えて還元率0.5%は、楽天カードやdカードの1.0%の半分程度です。
特にポイントを貯めることに熱心な方からすると、クレジットカードほどポイントが稼げないため「やめるべき」と言われています。
チャージの手間が掛かる
またペイペイはチャージに手間が掛かる点もデメリットです。
チャージする場合、基本的には銀行ATM(セブン銀行やローソン銀行)・ギフトカード・Tポイントからの交換などの方法があります。
ほとんどの方法で手動で操作する必要があるため、チャージ残高が不足するたびに手間が掛かりがちです。
今後2回目のチャージは手数料がかかる
なお2023年9月に2回目以降のチャージで手数料が発生します。
対象はソフトバンクやワイモバイルのキャリア決済でチャージしている方で、手数料はチャージ額の2.5%分です。
例えば2回目以降に1万円をチャージする場合、250円が追加で発生します。
1,000円チャージするだけでも25円取られるため、地味に不便さを感じるでしょう。
他の支払い方法と併用できない場合が多い
さらにペイペイでは他の支払い方法と併用できない場合が多いです。
ペイペイで支払おうとして残額が足りない場合、不足分を現金や他のキャッシュレス決済と一緒に支払えません。
つまり残高が足りない場合、ペイペイポイントの充当や残高チャージが必要です。
前もって多めに残高を用意しなければならない点でも不便さを感じるでしょう。
過去に個人情報の流出トラブルがあった
過去に個人情報の流出トラブルがあったことも、「ペイペイはやめるべき」と言われる理由の1つです。
2020年12月にブラジルからの不正アクセスが原因で、2,000万件もの個人情報流出が発生しました。
ただしこの時は「流出した恐れがある」という発表で、悪用されることはなく、個人ユーザーの流出はなかったことが不幸中の幸いです。
現在はセキュリティ体制の強化が行われたため、現在では大きな事故は再発していません。
ただ再発のリスクは0ではないため、今後も個人情報の流出が起こる可能性はわずかながら存在します。
災害や通信トラブルの際に使えない
災害や通信トラブルの際に利用できないことも理由の1つです。
ペイペイを含めスマホ決済はネットワーク回線を使って決済します。
しかし災害や携帯会社の通信トラブルが発生すると、通信障害や回線の混雑でスマホ決済もうまく利用できません。
特に震災のような災害時は、家族との連絡でスマホを利用する分、ペイペイも使いづらいでしょう。
ネットワークの混乱中に現金を持ち合わせていないと買い物が満足にできないため、ペイペイについてネガティブに思う方も一定数います。
今後他のクレジットカードが登録不可に
最後にペイペイでは2025年1月から他のクレジットカードが登録できなくなる見込みです。
今までは楽天カードなど他のカードを登録することで、ペイペイと他社カードポイントの二重取りが実現できていました。
しかし今後は登録できるカードがPayPayカード・PayPayカードゴールドに限定されます。
他のクレジットカードが登録できなくなるまでまだ時間はありますが、今後PayPayカードのみに限られる分、利用するモチベーションは下がるでしょう。
ペイペイ(PayPay)をやめた理由を5つ紹介
ペイペイ(PayPay)ユーザーの中には利用をやめた方もいます。
今回は私が実際に周囲の知人・友人・家族に聞き込み、以前PayPayを使っていたユーザーに辞めた理由を聞き込みしてきましたのでご紹介します。
還元率がクレジットカードより低い
PayPayを使うよりも、JCB カード Wの特約店で買い物した方がお得なので、自然と使わなくなりました。
お得ドットコム独自調査
まず還元率がクレジットカードより低いことが理由に挙げられます。
2024年現在、のペイペイの基本還元率は0.5%で、一般的に多く出回っているクレジットカードと同程度です。
しかしクレジットカードの中には、JCBカード Wや楽天カードのように、ポイント還元率が1.0%を超えるカードも多く存在します。
特に「JCBカード W」は特約店でポイントが3倍になることもあるので、人によっては他のクレカを使った方がお得だと感じるでしょう。
ちなみにPayPayは基本還元率は0.5%ですが、アプリ内でクレジットカードを紐付ければ、クレジットカード決済にすることが可能です。
そのため、自分の持っているカードを設定すれば、上記のデメリットを補えるので覚えておきましょう。
無駄遣いを増やしたくないから
キャッシュレスで簡単に決済できてしまうと、「どのくらい使ったのかわかりにくくなる」ので、無駄遣いが増えると感じ、キャンペーンの時以外使わなくなりました。
お得ドットコム独自調査
また無駄遣いを増やしたくなくてやめた方もいました。
ペイペイなどスマホ決済は、支払いが楽である上に、使うたびにポイントが貯まります。
しかしあまりにも便利に使えるため、気が付いたら必要のないものまで衝動買いしていたケースにも直面しがちです。
自身で自己管理できるなら問題ないですが、現金で管理した方が楽と感じる方もいるということですね。
チャージが面倒くさい
PayPayを使っている時期もありましたが、チャージが面倒だと感じ、いつも使っているSuicaを使うようになりました。電車の移動でSuicaは必ず使うので、PayPayと分けずに合わせて使った方が個人的には無駄がなく便利です。
お得ドットコム独自調査
さらにチャージの面倒さもやめる理由に多いです。
ペイペイでは銀行のATMやクレジットカード(ペイペイカード)でチャージできます。
しかしATMでチャージする場合、わざわざコンビニやATMを探さなければいけません。
加えてカードを使う場合も、カードを発行したりカード情報を入力したりする手間が掛かります。
チャージである程度の手間が掛かるため、馬鹿らしく感じてペイペイ利用を止める方も多いです。
使い方が分からない・難しい
昔は現金払いしかなかったので、実際にPayPayを使っていてもわからないことが多々ある。そこまでポイントを貯めるほどお金を使わないので、現金のみ使うようになった。
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ペイペイをやめた方の中には、そもそも使い方が分からない・難しいことが理由の方もいます。
ペイペイは便利に利用できるものの、機能の多さやスマホ決済への不慣れで困る方がいることも事実です。
特に機械が苦手な方の場合、スマホ1つ使いこなすことも楽ではありません。
ペイペイも含めてスマホ決済はスマホをうまく使えないと扱いが大変なため、導入してもすぐやめる方もいます。
行きつけの店で使えないから
引越しに伴って、行きつけの店やスーパーでPayPayが使えないため、使わなくなった。
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最後に行きつけのお店で使えないこともよく見られる理由です。
ペイペイは国内の様々な店舗で利用できるものの、全てのお店で導入しているわけではありません。
特に個人経営の店舗には未導入のお店も頻繁に存在します。
行きつけのお店が個人店の場合、ペイペイが使えないケースに直面することも多い分、ペイペイを使う気をなくすこともあるでしょう。
ペイペイ(PayPay)の危険性は?中国に情報が洩れているのは本当?
ペイペイ(PayPay)について調べていると、検索ワードで「危険性」などネガティブなワードを見かけますよね。
そもそもペイペイに危険性はあるのでしょうか。
ペイペイが危険かどうかは以下の3点で判断できます。
不正利用防止策や全額補償があって安心
まずペイペイ自体は不正利用防止策がしっかりしている点で安心です。
ペイペイでは以下の不正利用防止策が採られています。
- 24時間365日体制での不正検知
- SMSを活用した2段階認証
- お客様情報の暗号化
- 不正利用された時点で即時アカウント停止
- 銀行口座登録時の本人確認
常時不正アクセスを監視や、個人情報の暗号化や厳格な認証システムを取り入れている分、容易に個人情報が洩れません。
加えて不正利用で被害が出た際も、中に入っているお金が全額補償されます。
不正利用の防止策や全額補償を取り入れている分、ペイペイ側の対策は手厚いと考えて良いでしょう。
中国に個人情報は漏れてはいない
ペイペイの危険性について調べようとすると、「中国」のワードまであって心配ですよね。
ただしペイペイでは個人情報が中国側に漏れていません。
運営企業のPayPay株式会社もれっきとした日本企業であるため、心配は不要です。
なお「個人情報が中国に漏洩される」と言われているのは、ペイペイが中国のAliPayと連携していることが原因とされています。
ただAliPay経由で個人情報が漏れたトラブルは全くないため、安心できるでしょう。
過去の情報漏洩で恐れる人もいる
一方ペイペイは過去に大規模な情報漏洩トラブルがありました。
2,000万件もの個人情報が漏れたとされているため、当時のトラブルを理由に恐れる方もいます。
しかしトラブルが発生して以降、PayPay株式会社側もセキュリティを強化してきました。
トラブルは特に再発していないため、今のところは心配ありません。
ペイペイ(PayPay)の4つのメリット
ペイペイ(PayPay)はやめるべきとされる理由がある一方、メリットも豊富です。
主に以下の4つが挙げられます。
約370万以上の店舗で使える
ペイペイ最大の強みが、全国約370万以上の店舗で使える点です。
店舗のジャンルもコンビニ・スーパー・飲食店・ネットショップ・ファッション・ホテルなど多岐にわたります。
利用できる店舗が多い分、十分な金額をチャージしていればスマホ1つで買い物やお食事ができる点も強みです。
財布を持ち歩く必要もないため、ペイペイ1つで大変便利に生活できるでしょう。
「PayPayが使えるお店・加盟店」は続々と増えているので、気になる方はリンク先もご覧くださいね。
使うたびに0.5%分のポイントが貰える
また使うたびに0.5%分のポイントが貰えます。
基本的に200円で1ポイント貰えるため、買い物やお食事で1万円使えば500ポイント貯まる仕組みです。
しかも利用できる店舗が多いため、ペイペイが使える店舗をまめに使えば、多くのポイントを稼げます。
また還元率が1.0%~のPayPayカードを登録すれば、さらにお得にポイントを貯めることが可能です。
実質ポイントを倍にすることができるので、PayPayを使っていてまだ持っていない方は手に入れておきましょう。
項目 | 詳細 |
還元率 | 最大1.5%(税込200円ごと) |
年会費 | 無料 |
旅行保険 | - |
スマホ決済 | PayPayに登録して使える |
評判と口コミ | PayPayカードの評判と口コミ |
\ 審査最短7分(申込5分、審査2分) /
お得なクーポンが貰える
また、PayPayはお得なクーポンが貰える点も魅力です。
ペイペイでは毎週のように加盟店で使えるクーポンが多く発行されています。
クーポンは基本的に買い物の際に指定された還元率のポイントが貰える内容です。
5.0%や10.0%のものだけでなく、50.0%分も貰えるものまであるため、こまめに公式サイトをチェックして使うと良いでしょう。
年に数回お得なキャンペーンが行われている
ペイペイは年に数回お得なキャンペーンを開催していることでも有名です。
特に超PayPay祭やPayPayジャンボは、買い物のたびに支払った全額分のポイントが付与される可能性のあるキャンペーンです。
他にも店舗・チェーン単位で高還元率のポイントが貰えるキャンペーンも盛んです。
加盟店も非常に多く、年中様々な場所でキャンペーンを通じてお得に買い物できます。
こちらも同様「PayPayの公式サイト」で告知されていますので、定期的に確認してみてくださいね。
ペイペイ(PayPay)がおすすめな3つのタイプ
ペイペイ(PayPay)が自分に向いているのか気になりますよね。
以下に当てはまる方であれば、ペイペイを上手に使いこなせるでしょう。
財布や現金を持ち歩きたくない人
まず財布や現金を持ち歩きたくない方に向いています。
ペイペイは利用できる店舗が大変多いとともに、24時間以内で最大50万円(1ヶ月で200万円)までチャージ可能です。
普通に生活する分には困らない程度のお金を入れておけるため、財布や現金を持ち歩くことが苦痛な方に向いています。
コツコツポイントを貯めたい人
またコツコツポイントを貯めたい方もペイペイは向いています。
ペイペイの基本的な還元率は0.5%ですが、加盟店が大変多いため、ポイントを稼ぐチャンスは豊富です。
加えてPayPayカードや、PayPayステップをも活用すれば、基本的な還元率がさらに上がります。
ソフトバンクやワイモバイルのユーザーであればなおさら還元率が向上しやすいです。
様々な方法を駆使すれば還元率を高められるため、ぜひうまく活用して上手にポイントを稼いでみてください。
項目 | 詳細 |
還元率 | 最大1.5%(税込200円ごと) |
年会費 | 無料 |
旅行保険 | - |
スマホ決済 | PayPayに登録して使える |
評判と口コミ | PayPayカードの評判と口コミ |
\ 審査最短7分(申込5分、審査2分) /
クーポンやキャンペーンでお得に買い物したい人
ペイペイはクーポンやキャンペーンでお得に買い物したい方にもおすすめです。
ペイペイでは様々な加盟店で使えるクーポンを毎週発行しているため、お得に利用する機会がたくさんあります。
キャンペーンについても加盟店全体だけで年に数回行われている上、加盟店単位のものまで含むと豊富です。
キャンペーンでは支払った全額や30%分のポイントを貰えるため、なおさら使い勝手が良いでしょう。
お得に買い物できるチャンスが多いため、思い切りメリットを味わいたい場合に向いています。
ペイペイ(PayPay)がおすすめではない3つのタイプ
一方以下の3つに当てはまる場合、ペイペイ(PayPay)はおすすめではありません。
無駄遣いや衝動買いを避けたい人
まず無駄遣いや衝動買いを避けたい方です。
ペイペイは加盟店が多いため、1度高額を入金すると様々なお店でついつい使ってしまいます。
ポイントも200円で1ポイント貯まるため、特にポイント集めに熱心な方はポイント欲しさについたくさん買うこともあるでしょう。
便利な存在である一方、たくさん買い過ぎてしまう仕組みもペイペイの特徴です。無駄遣いや衝動買いをしたくない方には向いていません。
チャージの手間を省きたい人
またチャージの手間を省きたい方もおすすめではないでしょう。
ペイペイでは残高がなくなるたびに、銀行ATMやPayPay銀行口座などの方法でチャージしなければなりません。
特に最も安全なATMを使う方法の場合、コンビニや公共施設を探す手間が掛かります。
クレジットカードを登録すれば上記の問題を解決できますが、クレカを持っていない方はチャージが面倒だと感じることがあるでしょう。
クレジットカードの利用にメリットを感じる人
最後にクレジットカードの利用にメリットを感じる方も、ペイペイは不向きです。
ペイペイは基本的な還元率が0.5%であるため、還元率の高いクレジットカードより見劣りします。
クレジットカードを使って多くポイントを稼ぎたい方にとっては、ペイペイは不便に感じられるでしょう。
まとめ
「ペイペイ(PayPay)はやめたほうがいい」と言われる理由を、危険性やメリットとともに見てきました。
還元率がクレジットカードより低い点やチャージの手間が掛かる点など様々な理由があります。
しかしデメリットがある一方で、加盟店やポイントを貯める機会の多さなどのメリットも豊富です。
危険性についてもセキュリティ対策が充実しているため、あまり心配はないでしょう。
ペイペイはメリット・デメリットの両方があるため、使う前に十分検討してみてくださいね。
項目 | 詳細 |
還元率 | 最大1.5%(税込200円ごと) |
年会費 | 無料 |
旅行保険 | - |
スマホ決済 | PayPayに登録して使える |
評判と口コミ | PayPayカードの評判と口コミ |
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