ハローワーク経由で失業保険を受給する場合、求職活動実績が必要です。
実績を得るには様々な方法があるものの、中には実際に就職活動しないといけないと思う人もいますよね。
実績を上手く作る方法を事前に知っておきたいな…
求職活動実績は時間のかかるものから、かんたんに作れる裏ワザもいくつか存在するよ!
もし裏ワザをうまく使えたら、なるべく負担を軽くしながら失業保険を受けられます。
本記事では、求職活動実績を簡単かつ楽に貰える裏ワザを徹底解説します。
なお今回の記事は以下の人におすすめです。
- なるべく負担なく求職活動実績を貰いたい人
- 今はあまり就職活動に前向きになれない人
- 認定日に求職活動実績が足りなくて焦っている人
ハローワークの求職活動実績が足りない?まずは必要な実績数をチェック!
この記事を読んでいる方は「ハローワークの求職活動実績が足りない」「求職活動実績を簡単に作りたい」と感じているはず。
まずは自身の退職の状況を踏まえ、必要な実績数を確認しましょう。
会社都合退職 | 自己都合退職 | |
---|---|---|
認定日1回目 | 1回以上 | 3回以上 |
認定日2回目以降 | 2回以上 | 2回以上 |
基本的に自己都合退職の方の方が多いので、通常は1ヶ月に求職活動の実績を2つは示す必要があります。
それでは次の章から実際にハローワークの求職活動実績を簡単に作る方法について解説していきますね。
【結論】失業保険の求職活動実績を作る3つの裏ワザ
失業保険の求職活動実績を作る裏ワザは「インターネット応募で実績を作る」「セミナーで実績を作る」「職業相談で実績を作る」の3種類です。
実際の評価値は「実績を作るまでの手間」で考えており「移動が楽かどうか」「準備が楽かどうか」「かかる時間はどのくらいなのか」を総合的に考慮して判断しました。
以上求職活動実績を作れる3つの裏技を、簡単にできる順番に解説していきますね。
裏ワザ①:インターネット応募で求職活動実績を作る
インターネットで求人に応募するだけで実績になります。自宅で最短5分で完結するので、現実的かつ簡単な方法と言えます。
まず求職実績を作る裏技は、インターネット応募を使って求職活動実績を作る方法です。
項目 | 詳細 | 時間 |
---|---|---|
移動が楽かどうか | 自宅で完結 | |
準備が楽かどうか | 履歴書の準備 | |
かかる時間 | 応募:5分 |
求人応募に関しては、インターネット経由で履歴書を作成すると、ボタン1つで応募が完了するので非常に便利です。
それでは実際に実績を作る手順について解説していきますね。
転職サイトに登録する
まず転職サイトに登録していきます。
ここで肝となるのは「ハローワークに行く必要がなくWebで完結する」という点です。
転職サイトにも様々ありますが、最も有名である「リクナビNEXT」を使うと、かんたんに済ませられます。
- 求人数が転職サイトの中でNo.1
- サイトだけなくアプリで求人をかんたんに確認できる
- アプリ内で転職ノウハウの勉強や、自己分析ツールで診断も可能
フリーワード検索から勤務地・年収での検索、また未経験や土日休みなどで検索をかけることができ、自身の興味ある求人をすぐに見つけることが可能です。
リクナビNEXTは、3~5分で無料登録できるので、スマホ1つでかんたんに始めることができますよ。
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希望の会社を選んでWeb応募する
次に自分が応募したいと感じた会社を選び、Web応募します。
以下の画面のように「応募画面へ進む」を押し、「同意してこの求人に応募する」をタップすればOKです。
また「失業保険を就職活動のふりをして受け取りたい」と感じている方は、敢えて大企業に応募を送ることで、面接まで進むことを避けることも可能です。それでも勿論実績になります。
失業認定申告書に【選考結果待ち】と記入
最後に失業認定申告書に【選考結果待ち】と記入すれば完了です。
細かな書き方やさらに詳しい情報について知りたい方は「求職活動実績はインターネット応募で可能!」の記事をご確認下さい。
インターネット応募であれば認定日前日であろうと求職活動実績を作ることが可能ですので「どうしても今日来所しないといけないのに実績がない」という方は使ってみて下さいね。
裏ワザ②:セミナーで求職活動実績を作る
セミナーを探して受講するだけ(聞くだけ)で実績を作れます。履歴書や面接のやり方が知りたい方におすすめ。
次に紹介する裏技はセミナーで求職活動実績を作る方法です。
項目 | 詳細 | 時間 |
---|---|---|
移動が楽かどうか | 外部で受講 | |
準備が楽かどうか | セミナー探し&受講 | |
かかる時間 | 60~90分 |
特に「就職・転職活動についてよく分かっていない」と感じている方は、無駄なく実績が作れるのでおすすめです。
それでは細かい手順について解説していきますね。
セミナーに応募する
まずはセミナーに応募することから始めましょう。
ハローワークのセミナーは地域によって開催のタイミングが異なるので、ハローワークに出向いた時に確認すると良いですね。
また外部機関は、先ほどと同様に「リクナビNEXT」が活用できます。
なぜなら、サポートコンテンツとしてイベントやセミナーを提供しており、自己分析や職務経歴書・面接、キャリアデザインのセミナーを提供しているから。
転職に関するさまざまな内容が学べるので「転職の基本的なことから知りたい」と感じている方には向いています。
常に様々なセミナー開催されていますので、勉強しながら簡単に実績を作ることができますよ。
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セミナーを受講する
セミナーを決めたら実際に受講していきましょう。
詳細は「求職活動実績はセミナーのみで可能」の記事を参照下さいね。
失業認定申告書に【セミナー受講】と記入
セミナーの受講が完了したら、失業認定申告書に「セミナー受講」と記入していきます。
- 「求職活動をした」の(ア)に丸
- 「求職活動の方法」の(イ)に丸
- 活動日・機関名・内容を記入
例えば5月13日にセミナーを受講した場合は上記の画像の例のように機関名を「リクルート」内容を「セミナーを受講」としましょう。
失業認定申告書の他の部分の書き方について知りたい方は「失業認定申告書の書き方」に纏めていますので、ご参考下さいね。
裏ワザ③:職業相談のみで求職活動実績を作る
職業相談を行うことでも求職活動実績を作れます。しかしハローワークに出向く必要があるのが難点。
次に紹介する求職実績の裏技は、職業相談で求職活動実績を作る方法です。
項目 | 詳細 | 時間 |
---|---|---|
移動が楽かどうか | ハローワークに来所 | |
準備が楽かどうか | 相談内容を考える | |
かかる時間 | 2~3時間 |
インターネット応募と比較するとハローワークに出向く必要があるので少し手間がかかりますが、十分簡単に実績を作れる方法ではあります。
それでは実際に職業相談で実績を作る手順について解説していきますね。
管轄のハローワークに向かう
まずはハローワークに向かいましょう。
念のため管轄と書いておりますが、職業相談においてはどこのハローワークでも問題ありません。
ちなみにハローワークに職業相談に向かう時の持ち物は下記の通りです。
- 雇用保険受給資格者証【必須】
- ハローワークカード【場所による】
- 職業相談で必要になりそうな書類(求人票や履歴書)【任意】
職業相談を実際に行う
ハローワークに到着したら実際に職業相談を受けにいきます。窓口で「職業相談をしたいのですが」と伝えれば職員が対応してもらえます。
職業相談の相談は何でもかまいません。「新着の求人を教えて下さい」「履歴書を添削して下さい」「どんな職種が適正か分かりません」など、基本何でもOKです。
細かな質問についてさらに知りたい方は「求職活動実績は職業相談のみで作れる!質問や相談内容を25種類紹介」の記事をご参考下さい。
早めに切り上げてハンコを貰って実績
最後に早めに切り上げて、ハンコを貰えば実績作りは完了となります。
ただし実績作りの時間に少し余裕がある方は、他の方法で実績を作り、認定日に職業相談をした方が効率的です。
なぜなら認定日に職業相談するだけで、次回の実績を1つGETできるからです。
項目 | 詳細 | 時間 |
---|---|---|
移動が楽かどうか | – | |
準備が楽かどうか | 相談内容を考える | |
かかる時間 | 最短10分 |
結論、今月分の実績に困っている方は他の方法で実績を獲得し、次の認定日に職業相談を使って次回分の実績を作った方がお得ですよ。
失業保険で就職活動のふりは可能?面倒な場合の対処法
さて、求職活動実績を簡単に作る裏技について解説しましたが、実際問題こんな風に考えている方はいるのではないでしょうか?
失業保険を最大限まで受給したいから、上手く就職活動のふりを続けていきたいな。。
再就職手当てを貰うよりも失業保険を全て受給した方がお得だから、最大限まで受給したいな。。
結論から言うと、あまり推奨はできないですが、就職活動が面倒な場合「失業保険で就職活動のふりは可能」です。
以上のように、上手く本記事で紹介した裏技と組み合わせれば、就職活動のふりをして実績を作り続けることは容易に可能です。
もし「ゆっくり就職活動を進めていきたい」「退職して少しゆったりしたい」と感じている方は、就職活動の方法を工夫することで実績は簡単に作り続けられますよ。
求職活動実績の認定日当日にハローワークに来所しない時は?
求職活動実績を作る方法について解説しましたが、認定日当日にハローワークに来所しない場合、失業保険の受給はどのようになってしまうのでしょうか?
例えば認定日に来所せず次の認定日に来所した場合、支給されるのは次の来所日以降となります。
そのため、もし当日いけない場合があるなら確認してみて下さいね。
失業保険において求職活動実績に認められないもの3つ
求職活動実績の作り方について解説しましたが、求職活動実績に認められないものも存在します。
よく勘違いされる項目を3つ解説していきます。
求人を調べた・見た・探した
まず「求人を調べた・見た・探した」という場合です。これは実績にはなりませんので注意しましょう。
よく勘違いされますが、求人は実際に応募したり面接に参加しないと、実績になりません。
そのため、求人を調べた・見た・探しただけではまだ活動として足りないことを覚えておきましょう。
実際に応募したい企業を探し、WEBでも書面でもまず送ることが大切です。
求人があるかどうか電話で確認した
次に「求人があるかどうか電話で確認した」という場合です。
電話確認も求職活動を行った証拠が取れないので厳しいです。
しかし実際に電話で求人の有無を確認するだけでは実績になりませんので、こちらも合わせて注意しておく必要があります。
派遣の会社や外部機関に登録した
最後に「派遣の会社や外部機関に登録した」場合です。
しかし実際に派遣の会社に赴いて、就職に関する相談を行った場合は実績になります。単純に登録した場合は実績になりません。
登録だけではなく、ここから実際に職業相談したり、セミナーなどに参加すれば実績になります。
求職活動実績の裏ワザで注意すべき点3つ
実績を得る裏ワザは使いこなせれば、負担を軽くしながら保険の給付を受けられます。
しかし裏ワザにはいくつか注意点があることも知るべきです。
失業認定申告書に嘘を書かない
最初に認定日に提出する失業認定申告書に嘘を書いてはいけません。
仮に嘘を書いてバレると、一発で給付資格を失うリスクがあります。
応募状況はハローワークでもチェックするため、ごまかせません。
無難に保険を給付して貰いたいのであれば、嘘や偽りは書かないようにするべきです。
インターネット応募の面接辞退は避ける
さらに応募した求人については面接辞退は避けるべきです。面接をキャンセルすることは日程調整した企業などに迷惑をかけてしまいます。
加えて「まともに仕事を探す気はない」という印象を与えることになり、実績にならない場合もあります。
体調不良などの止むを得ない理由を覗き、極力書類が通ったら面接には行くようにしましょう。
職業相談の場合は求人票を持参しない
次に職業相談の際は求人票を持参しない方が短時間で終わりやすいです。
求人票の持参は職員から見て応募する前提とされます。
面接準備に骨を折った企業やハローワークに誠実に対応し、給付資格を維持するためにも面接は必ず出席するべきです。
体調不良の場合は先方の担当者などに相談するようにしましょう。
まとめ
求職活動実績を負担軽く得るための裏ワザを紹介しました。インターネット応募や職業相談・セミナーを活用する方法などがあります。
特に「リクナビNEXT」を活用すれば、インターネットの応募から、イベントやセミナーで実績を作ることもできるので、使い勝手が非常に良いと言えます。
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失業保険を上手く受給したい・負担なくもらいたいと考えている方は、ぜひ活用してみてくださいね。