NFTアートを実際に出品したみたんだけどうまくいかない…売るためのコツってあるの?
こんな悩みに答えます。
NFT市場に実際に作品を売り出してみたものの「全然売れない」「どうやったら売れるの?」と感じている方も多いのではないでしょうか?
本記事では、NFTアートが売れない3つの理由と成功する方法を事例を元に解説していきます。
この記事を読むことで、あなたの作品が売れるようになるアイディアを見つけることができますよ。
あなたのNFTアートが売れない3つの理由
NFTアートが売れない理由は下記の通りです。
成功者の二番煎じになっている
1点目は「成功者の二番煎じになっている」という点です。
例えば下記のようなCryptoPunksのドット絵は億で取引されたことから、同じようなドット絵を作って売っている人は非常に多いです。しかしこれでは売れません。
なぜなら「NFTのアイディアや発想が評価されるから」です。
例を挙げると、Twitterの元CEOであるジャックドーシーの「初めてのツイート」はNFTとして注目され、3億円の値段で落札されました。
これと同じように日本の実業家である孫正義もTwitterのツイートをNFTとして出しましたが、ジャックドーシーのような大きな値にはなりませんでした。
つまりNFT市場は発想やアイディアも評価対象になり、二番煎じでは稼ぐことができないということです。
勿論「Twitter創設者の初めてのツイート」という希少性もあって値段はついたのですが、CryptoPunksの類似品に価値がついていないことからも発想やアイディア性は1つのポイントと言えますね。
マーケティング能力が足りない
2つ目は「マーケティング能力が足りない」という点です。
端的に言えば、NFTをただ出すだけだと他の作品に埋もれて見つけられないので、あまり売れないということです。そのため、ツイッターを使って認知度拡大を図るのが良いでしょう。
ツイッター内でNFTについて検索してみると、NFTについて発信している方が非常に多く、コツコツNFTについて発信していれば作品の認知度も上がり、売れるようになります。
作品のコンセプトがない
3つ目は「作品のコンセプトがない」という点です。
例えばドット絵を売っていると思ったら綺麗な景色の絵を売っているだとか、作品のコンセプトがバラバラになっていると、中々評価されない傾向にあります。
なぜなら制作者の思いやストーリーも作品して評価される対象になるからです。
そのため、自分が「どんな作品を売りたいのか」「どんな想いで始めたのか」を考えて、一定のテーマを決めると良いですね。
売れるNFTアートにするための5つの条件
NFTが売れない3つの理由について解説しましたが、売れるNFTアートには一定の条件があります。
必ず上手くいく保証はありませんが、過去の事例を元に成功法則を5つ洗い出しましたので、それぞれ解説していきます。
商品は一点ものにする
1つ目は「商品は一点ものにする」という点です。
ドット絵のように似たような作品で売れる事例も勿論ありますが、基本的に数が多いと買った人が価値を感じにくくなります。
そのため、何か狙いがない限り1点ものを作った方が良いですね。
作品全体に統一感を出す
2つ目は「作品全体に統一感を出す」という点です。
例えば上記のNFT作品「CRYPTO KIMONO GIRLS」は、着物の女の子を題材にして統一感を出しています。
上記のアーティストは「yairo kawaii collection」という名前で出品しており、題材としては可愛い女の子です。
例のように、実際に作品を出す時はある程度統一感があった方が、作品を一目みた時にどんな作品を作っているのか分かりやすいですよね。
実際問題何か1つの作品が売れた時に、買えなかった人達は他の作品を見て回ることになります。そういった観点からも、統一感のあった作品にした方が売れやすいと言えるでしょう。
話題性が提供できると売れやすい
3つ目は「話題性が提供できると売れやすい」という点です。
例を挙げると、小学生が夏休みの作品で作ったNFTアートが数百万円の価値がついて売れた事例がありました。
なぜ高い値がついたかというと「小学生がNFTを題材にして作った」という話題性が非常に注目され、有名なクリエイター達がこぞって購入したことから、価値が高騰していきました。
実際このような話題性を意図的に作ることは難しいですが、何か試みとして話題性が出るようなアイディアを持って作品を作ってみると良いかもしれません。
限定感を出す
4つ目は「限定感を出す」という点です。
上記はセクシー女優の波多野結衣さんが限定でデジタル写真をNFTとして販売したのですが、プロジェクトが開始して数分間で約3,000枚ものカードが完売しました。
額にすると日本円や約1億6000万円になるとのことで、デジタルコンテンツを限定で販売し、非常に上手くいった事例だと言えます。
デジタルコンテンツでなくとも限定モノは非常に売れやすいですが、NFTという唯一性のある市場だからこそ、限定感は非常に重要な項目の1つと言えるでしょう。
特典があると尚良い
5つ目は「特典があると尚良い」という点です。
- 実際に作品を購入することで会員限定のコミュニティに入れる
- 作品を二次創作して販売してもOK
上記は一例ですが、何か購入と共に特典があるようにすると、購入側の購買意欲が上がるので売れやすくなります。
無理に特典をつける必要はないですが、何かアイディアがあれば試してみると良いでしょう。
成功しているNFTアートの事例3つ
売れるNFTアートにするための5つの条件を解説しましたので、最後に成功しているNFTアートの事例を3つ紹介します。
CryptoNinja NFT
CryptoNinjaはインフルエンサーのイケハヤさんが手掛け、人気イラストレーターのRii2氏さんが制作したNFTアートです。
全て1点もので「忍者」という作品の統一感もあります。EXILEが購入するという話題性や、二次創作できるという面白さから有名になりました。
NFT作品の総額売上は5,000万円を超えており、正に日本のクリエイターとして成功した事例と言えるでしょう。
Zombie Zoo
次に紹介するのはZombie Zooです。先ほど一部抜粋した小学生が作った人気アート作品ですね。
全て1点もので、ソンビという統一感もあります。話題性に関しても先ほど触れたように「小学生が夏休みの研究で作ったNFT作品」という話題性から一気に有名になりました。
nugo girl’s
最後に紹介するのは「ぬごですが。」さんのnugo girl’sです。
主に女性の絵をNFTアートとして販売しており「誰かに対する想いを表現している」というコンセプトがあります。作品全体として特徴的で、引き寄せられる世界観がありますよね。
Twitterで定期的にイラストを発信していることから多くのファンが集まり、日本トップクラスのNFTクリエイターになりました。
まとめ
NFTアートが売れない理由に関する記事は以上です。
最後になりますが、NFTアートについてまだ調べている段階の方は「NFTアートの始め方」で詳しく情報を解説しています。
是非こちらの記事も確認してみてくださいね。