急な出費や、給料日前にどうしても欲しいものがある時に便利な「後払いアプリ」。
クレジットカードのように審査がシビアでなく、また審査なしのアプリもあることから、特に若い世代を中心に人気が急上昇しています。
また、支払いを翌月に回せるため、急な出費や予算オーバーの時にも活躍します。
この記事では、そんな後払いアプリの中から特におすすめのアプリや、選び方についてまとめました。
後払いアプリとは
後払いアプリとは、商品やサービスの代金を購入時に支払わず、後日支払うことができるアプリです。
特徴としては、クレジットカードよりも審査が簡単で、支払いを延期できるメリットがあります。
特にお金のないときは、決済を遅らせてでも買い物したいときがあるので、日々の支払いを柔軟にすることが可能です。
支払いに遅れると延滞料金が発生する点に注意が必要ですが、ここぞという時に使える有用なアプリと言えます。
後払いアプリのおすすめ人気ランキングTOP5
次に後払いアプリのおすすめをランキング形式で5つご紹介します。
Oliveフレキシブルペイ
Oliveフレキシブルペイは、クレジットカード・デビットカード・ポイント払いなど、1つのアプリで全て行うことができるアプリです。
専用のアプリを用いてクレジットモードを選ぶと、翌月26日までの期日となる後払いが利用でき、分割払いもできます。
人気の理由は、対象のコンビニや飲食店で決済することで、最大20%のポイント還元が得られるから。
キャッシュレス決済は0.5%還元で低い・1.0%~で高いと評価されているので、この還元率は破格の待遇と言えます。
そのため、Oliveフレキシブルペイを使うと、今までより支払いの管理がしやすく、且つお得に決済することができますよ。
支払い方法 | オンライン / 対面 |
審査 | あり |
対象年齢 | 満18歳以上 |
本人確認 | あり |
利用上限額 | 最大100万円 |
手数料 | 無料 |
支払い期日 | 翌月の26日 |
使える店舗 | Visa加盟店 |
\ Vポイント最大20%還元 /
商品 | 年会費 | ポイント還元率 (クレジット) | 付帯保険 (お買い物安心保険) | 付帯保険 (傷害保険) |
---|---|---|---|---|
Olive(一般) | 永年無料 | 0.5% 対象店舗で最大20%* | なし | 海外:最高2,000万円(利用付帯) |
Olive(ゴールド) | 5,500円(税込) 条件達成で翌年から永年無料 | 0.5% 対象店舗で最大20%* | 限度300万円 | 国内:最高2,000万円(利用付帯) 海外:最高2,000万円(利用付帯) |
Olive(プラチナリファード) | 33,000円(税込) | 1.0% 対象店舗で最大20%* | 限度500万円 | 国内:最高5,000万円(利用付帯) 海外:最高5,000万円(利用付帯) |
※対象のサービスのご利用状況に応じて、対象のコンビニ・飲食店でのご利用時に、通常のポイント分を含んだ最大20%ポイントが還元されます。
※¹ 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※² ポイント還元率の合算は、複数のVポイントアッププログラムの条件を達成した場合、20%を超える事がございますが、景品表示法の定めに基づき、実際にポイントアップされる還元率の上限は20%までとなります。
Paidy|あと払いペイディ
あと払いペイディ(Paidy)は、Amazon・Qoo10・SHEINなどのネットショップで使える決済サービスです。
基本はアプリ内のバーチャルカードですが、リアルカードを発行すると、Visaの対応店舗でも決済することができます。
特徴としては、アドレス・氏名・電話番号だけで気軽に登録できること。支払いは翌月の10日に後払いが可能です。
分割あと払いもできるので、いま手元にお金がない方は使いやすいサービスと言えます。
支払い方法 | オンライン / 対面 |
審査 | あり |
対象年齢 | 満18歳以上 |
本人確認 | なし |
利用上限額 | 個人によって変動 |
手数料 | 決済方法による |
支払い期日 | 翌月10日 |
使える店舗 | 実店舗・通販サイト |
PayPay(ペイペイ)
PayPay(ペイペイ)は、「PayPayクレジット」と呼ばれる後払いサービスがあります。
「PayPayカード」を設定することで、翌月27日の1回払い・手数料無料で後払いが可能です。
PayPayは通常払いでも還元率が0.5%とポイント還元されますので、ポイントが貯まる分お得です。
使える店舗も非常に多いので、日常使いでも便利なアプリと言えます。
支払い方法 | オンライン |
審査 | あり |
対象年齢 | 満18歳以上 |
本人確認 | あり |
利用上限額 | 25万円 |
手数料 | 無料 |
支払い期日 | 翌月27日 |
使える店舗 | 実店舗・通販サイト |
LINE Pay(ラインペイ)
LINE Pay(ラインペイ)は、Visa LINE Payクレジットカードを所持していると、後払いで決済可能です。
LINE Pay自体に審査はありませんが、Visa LINE Payクレジットカードの発行には、満18歳以上(高校生は除く)で、審査を通す必要があります。
支払い方法 | オンライン / 対面 |
審査 | なし |
対象年齢 | 満18歳以上 |
本人確認 | あり |
利用上限額 | 最大100万円 |
手数料 | 無料 |
支払い期日 | 翌月26日 |
使える店舗 | 実店舗・通販サイト |
LINE PayはLINEアプリから利用することができるので、無駄にスマホアプリを増やす必要がなく便利です。
バンドルカード
バンドルカードは、審査がなく、スマホ1つで誰でも発行できるバーチャルカードです。
後払いの「ポチっとチャージ」を使うことで、即座にチャージされ、現金なしで買い物することができます。(満18歳以上限定)
支払いは翌月の末日にすることができ、リアルカードを発行すれば実店舗でも使うことができますよ。
支払い方法 | オンライン / 対面 |
審査 | なし |
対象年齢 | なし |
本人確認 | なし |
利用上限額 | 最大5万円 |
手数料 | あり |
支払い期日 | 翌月の末日 |
使える店舗 | 実店舗・通販サイト |
後払いアプリの選び方|5つのポイントを解説
後払いアプリのおすすめを紹介したところで、次に後払いのアプリの選び方を解説します。
分割支払いができるかどうか
後払いアプリを使うとき、分割支払いができるかどうかは1つのポイントになります。
分割払いができると、そもそもの支払いを圧倒的に後ろに伸ばすことができるので、高い買い物がある場合、非常に便利です。
その分手数料がかかってしまう場合もありますが、支払いの選択肢が増やせるのは大きなメリットです。
使える店舗が多いかどうか
使える店舗が多いかどうかも、後払いアプリを選ぶときに大切です。
アプリによっては、「一部の通販サイトで使えるものの、実店舗ではあまり使えない」というアプリもあります。
そのため、基本的には聞き馴染みのある、有名なアプリを使ったほうが、決済できるお店は多いです。
上限額が高いかどうか
後払いアプリを選ぶ際は、上限額も確認しておきましょう。
利用上限額を確認しておかないと、「いざ使うときに上限になって買えなかった」という場合もあります。
特にPCやスマホなどの高い買い物をする際は、しっかり確認するようにしましょう。
本人確認や審査があるかどうか
本人確認や審査があるかどうかも、後払いアプリを選ぶ1つの指標になります。
特に学生や主婦でクレジットカードを使えない方や、本人確認や審査なしに、すぐ使いたいと感じる方もいますよね。
アプリによっては電話番号だけで登録できるサービスがありますので、面倒な登録が嫌な方は、そういったアプリを選択するのがおすすめです。
手数料がかかるかどうか
最後に、手数料がかかるかどうかも確認しましょう。
実際にかかる手数料は数百円程度のものが多いですが、頻繁に買い物する予定のある方は、大きな額になってしまうこともあります。
サービスによっては、手数料無料の後払いアプリもありますので、基本は無料のものを選ぶべきです。
後払いアプリの3つのメリット
次に、後払いアプリのメリットを3つ解説します。
手持ちのお金がなくても決済できる
後払いアプリを使えば、事前のチャージ不要で即座に買い物ができ、支払いは翌月に持ち越せます。
特にSuicaやPASMOなどは事前にチャージする必要があるので、前もってお金を用意する必要がないのは大きなメリットです。
「欲しいものがあるのにお金が足りない」「どうしても今決済しないといけない」というタイミングは、時期によって必ずあります。
そんなときに支払いを持ち越すことができるので、日々の買い物をより快適にすることができますよ。
クレジットカードより審査のハードルが低い
また後払いアプリは、クレジットカードよりも審査のハードルが緩い場合が多いです。
そのため、学生や主婦の方などは利用しやすく、通販の買い物を楽しむこともできます。
今の時代、ネットショップは当たり前の時代になっていますので、今まで以上の買い物を楽しむことができますよ。
ポイントが貯まる
またアプリによっては、支払いの際に一定のポイントが付く場合があります。
現金払いの場合はポイントが付きませんが、後払いアプリなどのキャッシュレス決済は、クレカのようにポイントが貯まるのでお得です。
後払いアプリの3つのデメリット
後払いアプリは大きなメリットもありますが、一方でデメリットもあります。
そのため、後払いアプリを使う際によく言われるデメリットを3つご紹介します。
支払いに遅れると延滞料が発生する
後払いアプリは、支払いに遅れると延滞料が発生する場合が多いです。
支払い期限を過ぎてしまうと、サービス会社から連絡が来るか、延滞料が発生してしまいます。
基本的に少し遅れても大した額にはなりませんが、放置してしまうと巨額の延滞料が発生してしまう可能性があるので注意しましょう。
利用額や店舗に制限がある
また後払いアプリによっては、利用額や店舗に制限がある場合が多いです。
利用額とはいわゆる限度額のことで、一定の金額を使ってしまうと一時的に後払いのサービスが利用できなくなってしまいます。
またアプリによっては利用できる店舗・サービスが限られている場合もあります。
そのため、アプリの特徴を事前に理解しておき、自分に合ったサービスを使うことが大切です。
手数料が高い場合がある
最後に後払いアプリは、ネットショップを利用すると手数料がかかる場合もあります。
額としては数百円程度ですが、決済の回数が多いと大きな額になってしまいます。
そのため、欲しい商品があるときは一度に購入するようにしましょう。
後払いアプリの注意点は?
後払いアプリのメリットとデメリットについて触れましたが、「使い過ぎ」には注意しましょう。
後払いアプリは支払いを翌月に持ち越せるのが大きなメリットですが、一方で買い物をした感覚が薄れてしまうことがあります。
そのため、「本当に欲しいものがあるときに利用する」「定期的に使った額を見直す」などして、予定よりも使い込むことがないように注意してください。
その管理さえできれば、日々の買い物を柔軟に、楽しくすることができますよ。
まとめ
おすすめの後払いアプリについて解説しました。
後払いアプリは支払いを遅らせることができるので、日々の買い物を柔軟に行うことができます。
一方で支払いに遅れると延滞料がかかったり、手数料がかかる場合もあるので、管理をしっかりして使うようにしてくださいね。