最近NFTゲームが話題になっていて気になるものの、何からプレイすれば良いのか分からない人もいますよね。
もしNFTゲーム選びに悩んでいるのであればThe Sandbox(サンドボックス)はいかがでしょうか。
The Sandboxでは普通にゲーム内を探検するだけでなく、専用のツールを使ってNFTアイテムやゲームなどを作れます。専門知識がなくても作れる上に、価値が付けば高値で稼げる点も魅力です。
ただThe Sandboxをプレイする際、始め方に悩むこともあるでしょう。
本記事ではThe Sandbox(サンドボックス)の始め方を、できることや稼ぎ方とともに解説していきます。
The Sandbox(サンドボックス)とは
The Sandbox(サンドボックス)とは、メタバース空間を活用したNFTゲームです。
NFTゲームとして抜群の知名度があり、特別な攻略目標がないままに楽しめる点も大きな特徴です。
様々な楽しみ方ができることに加えて、ゲーム内でものづくりもできる点でマインクラフトに似ています。実際ゲーム画面もマインクラフトをほうふつとさせるほどそっくりです。
ただNFTが関係しているため、マインクラフトと異なりゲーム内でお金も稼げます。
The Sandbox(サンドボックス)の3つの特徴
次にThe Sandbox(サンドボックス)の特徴を3つ解説します。
ゲーム内で様々な活動ができる
The Sandbox(サンドボックス)の大きな特徴が、ゲーム内で様々な活動ができる点です。
具体的にはゲーム内の冒険・他者とのコミュニケーション・アートの作成など多岐に渡ります。
特にアートの作成については、作品がNFTである点がポイントです。NFTは複製できない性質を持っている分、価値が認められれば高い値段が付きます。ゲーム内で軽く作ったアートをきっかけに資産形成も可能です。
またゲーム内で土地所有もできます。土地を元手に他のユーザーに貸し出してレンタル代を稼いだり、イベントを開いたりすることができる点もメリットです。
実は2011年登場と歴史が古い
The Sandbox(サンドボックス)はNFTゲームの中でも長い歴史を持っています。
最初に登場したのが2011年で、スタートアップ企業Pixowl.Inc.で生み出されました。
最初に作られた頃は2Dのスマホゲームでした。後にアメリカのゲーム大手Animoca Brands社が買収し、メタバースゲームとして生まれ変わり現在に至っています。
メタバースやNFTは2021年後半頃から注目度が高いです。
ただThe Sandboxは古株のゲームとしても存在感があります。
コインチェックと様々な面で提携
The Sandbox(サンドボックス)は、日本のコインチェックとも様々な面で提携していることでも有名です。
すでにSandbox内では近未来の東京をイメージした「Oasis TOKYO」の共同開発が進んでいます。
「Oasis TOKYO」の建設場所は、コインチェック保有の土地(ランド)です。街並みも富士山や東京タワーなど日本らしい景色が見られます。もちろんプレイヤーが様々な施設を見て日本らしさを感じられるのも特徴です。
また2022年からはThe Sandboxが発行している仮想通貨SANDやNFTもコインチェックで取引されています。
わざわざ海外の取引所にアクセスしなくても売買できる点で便利です。
The Sandbox(サンドボックス)の始め方【4ステップ】
The Sandbox(サンドボックス)で探索やNFTの作成など様々な活動ができると知ると、実際に登録してみたくなりますよね。
The Sandboxを始める場合、以下4つの手順で進めます。
国内の仮想通貨取引所で口座開設・仮想通貨SANDを購入
最初に国内の仮想通貨取引所で口座を作りましょう。
コインチェックであれば仮想通貨SANDやNFTも直接購入できる点で便利です。
コインチェックで口座を開設したら、日本円を入力してから直接仮想通貨SANDを選んで手続きを進めます。金額を購入して購入ボタンを押せば完了です。
なおコインチェックでの口座開設の流れは、以下を参考にしてください。
コインチェックの口座開設方法(タップで閉じます)
Coincheck(コインチェック)の口座開設を解説します。
まずは「コインチェックの公式サイト」に飛び「会員登録」をクリックします。
\ 国内ダウンロード数No.1* /
※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ 期間:2019年1月~2023年12月 データ協力:App Tweak
次に下の画面の赤枠部分を入力します。「メールアドレス」「パスワード」をそれぞれ設定し、「私はロボットではありません」の部分にチェックを入れ「会員登録」を押して進みましょう。
会員登録ボタンを押すと、先ほど入力したメールアドレスにメールが送られてきます。メール内のURLをクリックすると、下記のページに遷移します。
次に本人確認を実施します。全てWEBで完結しますので、そんなに時間はかかりません。
下記の赤枠の「本人確認書類を提出する」をクリック。
クリックすると下記画面に移行します。自身の受信できる電話番号を入力し、電話番号にSMSで送られてくるコードを入力しましょう。
認証コードが受理されれば電話番号登録は完了です。
次にまだ本人確認が終わっていないので、再度「本人確認書類を提出する」をクリックします。
クリックすると先ほどとは違うページに遷移します。次に提出するのは本人確認書類で、アプリを使って申請していきます。
上記の「アプリのQRコードを表示」を選択すればQRが表示されますので、アプリで開き、順次進めていけば登録は終了です。
なお、本人確認書類は下記の書類が該当しますので、必要なものを準備しておいて下さいね。
- 運転免許証
- パスポート・在留カード
- 特別永住者証明書
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード
- 個人番号カード
MetaMaskの作成・SANDを送金
コインチェックでSANDを購入したら、続けてメタマスク(MetaMask)を作ります。
メタマスクは仮想通貨の管理・利用・取引などを行えるウォレットアプリの代表格です。メタマスクを作成したら、SANDを送金します。
メタマスクの作成方法やコインチェックで購入した仮想通貨の送金方法については、以下を参考にしてください。
まずはGoogleが提供しているWebブラウザの1つであるChromeを開き、メタマスクの公式HPに移動します。
下記のページに移行したら、赤枠部分の「拡張機能を追加」をクリック。
追加すると、Chromeの右上の画面からメタマスクが開けるようになります。次にメタマスクを選択し「開始(Get Started)」をクリックしましょう。
メタマスクの「開始」をクリックすると、下記画面の「MetaMaskが初めての場合」というページに移動しますので、右側の「ウォレットの作成(Create a Wallet)」をクリックします。
ウォレットの作成をクリックすると、下記のような「MetaMaskの品質向上へのご協力のお願い」というページに進みます。
ここは内容を軽く確認し「同意します(I agree)」をクリックして次に進みます。
同意を選択すると、パスワード設定に移行します。下記画像の「新しいパスワード」の部分にメタマスクで扱うパスワードを自身で考えて設定しましょう。
入力後「パスワードの確認」で同じパスワードを入力し「使用条件を読んで同意しました」にチェックして「作成」をクリックします。
パスワード設定が完了したら、次は「秘密のバックアップフレーズ」の保存・入力を行います。下記画像の赤枠の部分をクリックすると英単語が12種類表示されます。
これらを後で入力する必要があるので、12種類の単語と順番をコピペして保存しておきましょう。保存が完了したら「次へ」をクリックします。
秘密のバックアップフレーズを保存したら、実際にコピーした12種類の英単語を入力していきます。
秘密のバックアップフレーズの入力に成功すると下記のように「おめでとうございます」という画面に移行します。
最後に「全て完了」というボタンを押せば設定完了です。
再度言いますが、メタマスクは「パスワード」と「秘密のバックアップフレーズ」を保存しておく必要がありますので、しっかり保存しておいてくださいね。
ウォレットに入金する方法(タップで閉じます)
ここではコインチェックで暗号資産を購入し、取引所からウォレットに入金する方法を解説していきます。
ますはコインチェックのホーム画面を開き「販売所(購入)」をクリックします。
クリックすると販売所(購入)のページに移動します。基本的に取引所で暗号資産を購入する時はこのページに移動するので、覚えておきましょう。
今回はイーサリアム(ETH)を購入するので、「ETH」を選択し「購入する」をクリックします。
これで暗号資産の購入は完了です。次に実際に購入した通過をウォレットに送金していきます。
再度コインチェックのホーム画面を開き、下記画面の青枠の「暗号資産の送金」をクリック。
クリックすると実際に送金する画面に移動します。送金リストに宛先を追加し「送金する」ボタンを押せば完了です。
送金リストの追加については下記の画像を参考にして下さい。新規ラベルには自身が分かりやすいような名前を、新規宛先には先ほど登録したメタマスクのアカウント名をコピペします。
拡張機能のメタマスクを開き、画面上部のアカウント名の部分を貼り付ければ送金先リストの作成は完了です。
これで「送金する」をクリックすれば送金は完了になります。
公式サイトをクリック・アカウントを作成
メタマスク(MetaMask)にSANDを送ったら、The Sandboxの公式サイトでアカウントを作りましょう。
まず公式サイトにアクセスし、右上の言語設定が日本語になっているのを確認します。
確認した後で「サインイン」を選ぶと、ログイン・アカウント作成画面でウォレットの選択が可能です。メタマスクを選べば連携して楽にアカウントが作れます。
ちなみにウォレット以外に、Facebook・Twitter・Googleのアカウントも利用可能です。
他にもメールアドレスでも登録できます。
Vox Edit・Game Makerをダウンロード
アカウントができ上がったら、Vox EditとGame Makerもダウンロードしましょう。
Vox Editは空間内に置いたり使ったりできるNFTを、Game Makerはゲームを作るためのツールです。
両方ともプログラミングの知識がなくても簡単にアイテムやゲームを作れるため、気軽にダウンロードしましょう。
ダウンロードの方法もホーム画面左側の「作成」タブを選ぶだけで完了します。
【収益化】The Sandbox(サンドボックス)を使った稼ぎ方3つ
The Sandbox(サンドボックス)を使ってお金を稼ぐ方法もぜひ知っておきたいですよね。
The Sandboxでお金を稼ぐ方法は以下の3通りです。
Vox Editでアセットの作成・販売
まずVox Editでアセットを作って売る方法があります。
アセットとはNFTのキャラクター・アイテム・建物で、ランド内に自由に配置できるものです。
Vox Editにアクセスした後、立体形のブロックを組み合わせるようにして作成します。ブロックや積み木で作品を仕上げるイメージで作っていくと良いでしょう。なおパーツごとに作るのがコツです。
アセットが完成したらNFTマーケットプレイスに出品します。公式サイト内マーケットプレイスやOpenSeaなどで売り出して購入されれば、報酬として仮想通貨が得られる仕組みです。
Game Makerで3Dゲームの作成・販売
またGame Makerを使って3Dゲームを作り販売する方法もおすすめでしょう。
用意されているワールドテンプレートを使って地形・オブジェクト・建物などを作っていきます。
続けてゲーム内で発生するクエストや敵キャラも設定しましょう。さらにテストプレイを無事に終わらせれば完成です。
メタバース内の土地LANDを購入・不動産収入を得る
アセットやゲームの作成・販売以外にも、ゲーム内の土地であるLANDを使って稼げます。
LANDの大きさは縦96m×横96m×高さ128mとなっており、内部に多くのアイテムやキャラクターなどが設置できる仕組みです。
ちなみにLANDが複数集まると「ESTATE(エステート)」になります。LANDの集合体であるため、より多くのアイテムなどの配置が可能です。
LANDは公式サイト以外にもコインチェックNFTなどでも購入できます。手持ちのLAND上に様々なアイテムや建物を配置して売り出せば、価値が付いて高値で売れるでしょう。
なおLANDの価格は全体として上昇傾向です。今後The Sandbox(サンドボックス)の利用者数や注目度が増せば、さらなる価値上昇が期待できます。加えてレンタルやイベントを通じて不動産収入を得るのもおすすめです。
The Sandbox(サンドボックス)の将来性は?
The Sandbox(サンドボックス)を使ってプレイやお金稼ぎをする際、ゲームの将来性が気になりますよね。
実はThe Sandboxの将来性は全体として明るいと言えます。
以下の3点からThe Sandboxの今後や将来性について見ていきましょう。
ソフトバンクグループが105億円もの出資
まずThe Sandbox(ザ・サンドボックス)に対しては、ソフトバンクグループが105億円もの金額を出資しています。
ソフトバンクグループは日本を代表する企業グループの1つである分、期待度も高いと言えるでしょう。
ソフトバンクグループによる出資は、The Sandboxにおいてユーザーや取引高が急増している状況が背景です。今後とも大きな成長可能性を秘めていると判断されて出資に至りました。
なお「ドラゴンクエストシリーズ」で有名なスクウェア・エニックスなどもThe Sandboxに出資しています。
国内でも抜群の知名度を誇る企業からの出資が相次いでいる分、将来性は高いと考えて良いです。
大物アーティストとのコラボイベントも開催
またThe Sandbox(サンドボックス)では大物アーティストとのコラボイベントも開催されています。
例えば世界的なラッパー・Snoop Dog(スヌープ・ドッグ)氏が、自身の自宅レプリカをゲーム空間内に設けました。
加えて2022年3月にはエイベックスが空間内に「エイベックスランド」の建設を発表しています。発表に合わせて、ピコ太郎氏や浜崎あゆみ氏など所属アーティストのNFTアイテムなども出品されました。
以上のような大物アーティストとのコラボイベントが増えていけば、The Sandboxの知名度や注目度は爆発的に高まっていきます。
ファンを中心にユーザーが増えることで、NFTや仮想通貨の取引も活発になるでしょう。
2022年5月にコインチェックにも上場
2022年5月にはThe Sandbox(サンドボックス)の仮想通貨SANDがコインチェックに上場しました。
大手NFTゲーム関係の仮想通貨が国内取引所に上場したことは大きな話題となっています。
上場に合わせてコインチェックNFTでもThe SandboxのLANDを扱い始めました。
日本人にとってより身近にThe Sandboxで必要な仮想通貨や土地を買えるようになったため、日本人ユーザーの増加も期待できます。
その他、NFT関連の仮想通貨銘柄に関しては「NFT銘柄のおすすめランキング」で解説しておりますので、興味のある方は確認してみてくださいね。
まとめ
The Sandbox(サンドボックス)の始め方を、稼ぎ方や将来性とともにご紹介しました。
仮想通貨SANDやゲーム内の土地LANDをコインチェックで購入できる分、比較的負担なく始めやすいです。
加えてNFTアートやゲームも容易に作れるため、価値さえ付けば稼げる仕組みと言えます。さらに大手企業や大物アーティストも積極的に関与している分、将来性も極めて高いです。
The Sandboxは様々な活動ができるとともに、将来稼げるチャンスもふんだんにあります。今後に備えてアカウントを作ってみてはいかがでしょうか。
最後になりますが、NFTゲームはThe Sandbox以外にも数多くありますので、下記の記事も確認してみてくださいね。