仮想通貨についての最新ニュースや記事などを見ていて「DAO」という言葉を聞く時はありますよね。DAO(自律分散型組織)は仮想通貨とも深い関わりのある組織です。
というのも、仮想通貨取引所やメタバースなどの運営主体になっているDAOも多くあります。
そしてDAOは今後の社会に大きな影響を与える存在とみなされるため、関連する銘柄も注目される可能性が高いです。
そこで本記事では、仮想通貨と関係の深いDAO(自律分散型組織)について、関連の銘柄8種とともに解説していきます。
DAO(自律分散型組織)とは?主な特徴を3つ解説
DAOとは、「分散型自律組織(Decentralized Autonomous Organization)」を意味する用語です。会社や団体と異なり、中央に管理者が存在しない状態で参加者たちによって自発的に運営される組織を指します。
参加者たちはガバナンストークンを持っていることで運営に参加でき、組織の方向性も参加者たちの投票で決定するのが一般的です。リーダーや組織内序列さえ存在しないため、比較的民主的な組織と言えます。
まずDAOの特徴について解説していきます。
オープンソースで透明性が非常に高い
DAOは非常に高い透明性を誇っている点が大きな特徴です。組織運営のルールについてもスマートコントラクトがブロックチェーンに記録しています。
そしてスマートコントラクトのソースコードは誰もが閲覧可能です。外部の人間さえも見られるようになっているため、立場に関係なく誰もが組織の方針や方向性について理解したり疑問を持ったりできます。
ガバナンストークンがあれば誰でも参加・投票できる
DAOはガバナンストークンを持っている人であれば誰でも参加・投票ができる点も大きな特徴です。仮想通貨取引を通じてガバナンストークンを購入さえすれば、年齢・性別・国籍・経済力に関係なく運営に参画できます。
運営方針に関する議案に対する投票もトークンさえあれば、地域や環境に関係なく意思表示できる点も大きいです。
ガバナンストークンによる資金調達ができる
DAOのガバナンストークンは、投票以外に組織の資金調達にも役立つ存在です。管理者がいない組織とはいえ、最低限の運用にはお金が必要になるため、ガバナンストークンの取引で運用費用を稼いでいます。
一方で本格的に組織の運営に参画する際、一定以上のガバナンストークンを保有していることが条件です。ただ条件を決めておくことで組織側は運営に必要な資金を集められます。
DAO(自律分散型組織)関連の仮想通貨銘柄おすすめ8選
DAO(自律分散型組織)は今後のネット社会や現実社会にも大きな影響を与える存在です。あまりにも大きな影響力や高い将来性を持っているため、関連する仮想通貨も価格上昇が期待されています。
もしDAO関係の銘柄を持っていれば、今後大きく稼ぐ上で役立つでしょう。特におすすめの銘柄が以下の8種類があります。
- MakerDAO(メーカーダオ/MKR)
- BitDAO(ビッダオ/BIT)
- UniSwap(ユニスワップ/UNI)
- Compound(コンパウンド/COMP)
- SushiSwap(スシスワップ/SUSHI)
- Capital DAO Protocol(キャピタルダオプロトコル/CDS)
- MANTRA DAO(マントラダオ/OM)
- Olympus DAO(オリンパスダオ/OHM)
MakerDAO(メーカーダオ/MKR)
(MakerDAO公式サイトより)
シンボル | MKR |
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価格(2022.6.22現在) | 122,698.29円 |
時価総額(2022.6.22現在) | 約1,200億円(51位) |
発行枚数 | 約100万5,000枚 |
流通枚数(2022.6.22現在) | 約97万8,000枚 |
MakerDAO(メーカーダオ/MKR)は2014年にイーサリアムブロックチェーン上に作られた組織です。主に以下のような特徴があります。
- 最も歴史のあるDAOでイーサリアムブロックチェーン上に構築
- ステーブルコインDAIの発行が可能
- MKRはガバナンストークンであるとともに、DAO系銘柄で最も値段が高い
まずイーサリアムを預け入れることでステーブルコインDAIを発行することが可能です。ステーブルコインは法定通貨に準拠しているため、普通の銘柄よりも安定的に値動きする性質を持っています。
またガバナンストークンであるMKRを発行しており、購入することでMakerDAOの運営に参加できる点も特徴です。最も歴史のあるDAOの運営に関われる点でも持っている価値もあります。
加えてMKRは歴史の長さからDAO系銘柄で最も値段が高いです。2022年6月下旬時点で13万円近くとなっています。今後もDAOの発展に伴ってさらなる価格上昇が期待できるでしょう。
BitDAO(ビッダオ/BIT)
(BitDAO公式サイトより)
シンボル | BIT |
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価格(2022.6.22現在) | 57.45円 |
時価総額(2022.6.22現在) | 約337億円(226位) |
発行枚数 | 100億枚 |
流通枚数(2022.6.22現在) | 約5億8,600万枚 |
BitDAO(ビッダオ/BIT)は、シンガポール発の大手取引所BybitがサポートしているDAOです。以下のような特徴があります。
- シンガポールの取引所Bybitのサポート
- DeFiやNFTで有望なプロジェクト・取引所への支援に積極的
- 独自トークンBITを発行
DeFi(分散型金融)やNFTで有望なプロジェクトや取引所に対し、資金援助や流動性の提供を積極的に行うプロジェクトです。PayPal創業者ピーター・ティール氏をはじめ多くの著名人が参画・援助しています。
また独自トークンとしてBITも発行しており、価格は2022年6月下旬時点で57円台です。DeFiやNFTは今後国内外で大きく注目されている分野で、著名人が多額援助・投資していることからも将来有望と言えます。
UniSwap(ユニスワップ/UNI)
(UniSwap公式サイトより)
シンボル | UNI |
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価格(2022.6.22現在) | 649.64円 |
時価総額(2022.6.22現在) | 約4,677億円(20位) |
発行枚数 | 10億枚 |
流通枚数(2022.6.22現在) | 約7.2億枚 |
Uniswap(ユニスワップ/UNI)は、仮想通貨業界でもかなり規模の大きい分散型取引所(DEX)です。以下のような特徴があります。
- 1,200種類以上の仮想通貨が上場
- 非営利組織であるため、手数料がほぼ無料に近い
- 流動性マイニングでUNIを増やせる
扱っている仮想通貨は1,200銘柄以上に上り、有名なものからマイナーな草コインまで様々です。日本で見つかりにくいものはもちろんのこと、知名度が低い代わりに将来性抜群な銘柄も購入できます。
またUniswapは非営利で活動する組織であるため、手数料が非常に安いです。無料に近いとさえ言えるほどに安いため、コストを抑えながら仮想通貨取引をしたい方におすすめと言えます。
普通の取引以外にも流動性マイニングも可能です。通貨を預けてる代わりに、独自トークンUNIをもらえたり増やせたりすることができます。UNIは今後DAOやDEXの発展に伴って上昇する見込みのため、増やして損はありません。
Compound(コンパウンド/COMP)
(Compaound公式サイトより)
シンボル | COMP |
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価格(2022.6.22現在) | 5,322.07円 |
時価総額(2022.6.22現在) | 約381億円(51位) |
発行枚数 | 1,000万枚 |
流通枚数(2022.6.22現在) | 約715万2,000枚 |
Compound(コンパウンド/COMP)は、仮想通貨のレンディング特化サービスに関連する銘柄です。以下のような特徴があります。
- 仮想通貨のレンディングサービスが発行している
- DeFiの中でも高い利率を誇るため、レンディングなどで稼ぐにはおすすめ
- DeFiの発展・普及で価格が上昇する見込み
仮想通貨の貸し手と借り手の仲立ちをする組織で、資金が足りないユーザーが仮想通貨取引を積極的にできるようにサポートをしているのが特徴です。利率もDeFiにしては高い方であるため、DeFiで仮想通貨運用したい方に向いています。
また近年のDeFiブームのきっかけとなった組織としても有名です。発行されている独自トークンCOMPも、今後DeFiが発展・普及するにつれて価値が向上していくことが予想されます。
SushiSwap(スシスワップ/SUSHI)
(SushiSwap公式サイトより)
シンボル | SUSHI |
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価格(2022.6.22現在) | 161.26円 |
時価総額(2022.6.22現在) | 約206億円(51位) |
発行枚数 | 2.5億枚 |
流通枚数(2022.6.22現在) | 約1億2,700万枚 |
SushiSwap(スシスワップ/SUSHI)は、2020年8月にUniswapから派生して構成されたDEX(分散型取引所)です。以下のような特徴があります。
- Uniswapから派生したDEX
- 独自にDeFi関係のサービスを提供
- 独自トークンSUSHIはバイナンスなど大手取引所に上場
基本的な特徴は派生元のUniswapとそっくりです。ただし独自にステーキング・レンディング・流動性マイニングといったサービスを展開しています。
ステーキングなどはDeFiでの資産運用手法です。DeFiは現在伸び盛りのサービスであるため、今後もさらなる発展が期待できます。また独自トークンSUSHIはバイナンスなど大手取引所にも上場しており、将来性も高いです。
Capital DAO Protocol(キャピタルダオプロトコル/CDS)
シンボル | CDS |
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価格(2022.6.22現在) | 0.2169円 |
時価総額(2022.6.22現在) | 約34億7,100万円(6658位) |
発行枚数 | 160億枚 |
流通枚数(2022.6.22現在) | 約83億2,000万枚 |
Capital DAO Protocol(キャピタルダオプロトコル/CDS)は、スタートアップやベンチャーに投資を行うVC(ベンチャーキャピタル)・DAOです。以下のような特徴があります。
- 未上場の仮想通貨を扱う
- 独自のIDOプラットフォームによる利益を保有者全員で配分
- VCトークンの使い道を増やしたことによって価格上昇が期待
まず未上場の仮想通貨を扱っているため、まだ上場していなくても将来性の高い銘柄に投資できる点でメリットです。普通の仮想通貨は上場したものが扱えないため、投資のチャンスを広げられます。
またIDO(DEXへの仮想通貨発行による資金獲得)の独自プラットフォームも持っている点も強みです。そして発生した利益はトークン保有者全員で配分されます。大手出資者ばかりが得したVCの世界では画期的な仕組みです。
さらに今までIDOへの参加権を得る手段でしかなかったVCトークンに様々なメリットが付くようにしてあります。VC関係で様々な変革をもたらしているため、発行トークンCDSの価値上昇への期待も大きいです。
MANTRA DAO(マントラダオ/OM)
(MANTRA DAO公式サイトより)
シンボル | OM |
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価格(2022.6.22現在) | 4.89円 |
時価総額(2022.6.22現在) | 約23億8,000万円(596位) |
発行枚数 | 約8億8900万枚 |
流通枚数(2022.6.22現在) | 約4億8,800万枚 |
MANTRA DAO(マントラダオ/OM)は、様々な金融系サービスが利用できるプラットフォームです。以下のような特徴があります。
- DeFiでは数多くの金融系サービスを提供
- 数多くのブロックチェーンと連携
- 独自トークンOMはバイナンスに上場
まずDeFiの中では様々な金融系サービスを提供している点が強みです。ステーキング・レンディング・報酬機能・ガバナンス機能・ウォレット機能などと多岐に渡り、ワンストップで利用できます。
またイーサリアム・BSC(バイナンス・スマートチェーン)・Solanaといった数多くのブロックチェーンとも連携している点も特徴です。プラットフォームの機能がブロックチェーンを超えて使えるため、高い利便性を誇ります。
発行されている独自トークンOMもバイナンスに上場している銘柄です。多機能で利便性の高いプラットフォームの存在感とともに、銘柄の価値も上昇するでしょう。
Olympus DAO(オリンパスダオ/OHM)
(Olympus DAO公式サイトより)
シンボル | OHM |
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価格(2022.6.22現在) | 6115.65円 |
時価総額(2022.6.22現在) | 約86億6,000円(3606位) |
発行枚数 | 約142万枚 |
流通枚数(2022.6.22現在) | 情報なし |
Olympus DAO(オリンパスダオ/OHM)は、ステーブルコイン(法定通貨に準拠した仮想通貨)に特化したDeFiサービスです。以下のような特徴があります。
- 次世代型ステーブルコインサービス
- ユーザーが安くOHMを得られる仕組みがある
- 非常に高利率のステーキングサービス
まず従来の仕組みに改良を加えた次世代型ステーブルコインサービスを展開しています。ステーブルコインがアメリカの経済動向の影響を受けやすいデメリットに対し、OHMでは最低価格だけ決める仕組みです。
現在の価格は最低価格を下回らない範囲で仮想通貨市場が決めることになるため、ユーザーは損をすることがありません。たとえアメリカ経済が不況に陥っても、安心して取引できます。
また債権サービスを通じて安価でOHMを得られるようになっている点も強みです。仮想通貨を貸し出したユーザーに対し価格の下がったOHMを提供するため、ユーザー側は普段より多めにもらえるようになっています。
他にも高利率なステーキングサービスを運用している点も強みです。以前は2,000%近くにもなるほどの高利率でした。ステーブルコイン関係の変革もあり、今後価格上昇が見込まれるでしょう。
DAO(自律分散型組織)の今後・将来性は?
DAO(自律分散型組織)関係の銘柄を扱う際、DAOや関連の通貨が今後本当に発展するのか気になるところですよね。以下の3点からDAOが発展する可能性は高いでしょう。
NFT・メタバース・Web3.0とともに注目度向上
まずDAO(自律分散型組織)は、NFT・メタバース・Web3.0とともに注目されていくことが考えられます。NFT・メタバース・Web3.0に関わるプロジェクトは、いずれもDAOが中心になって行われているためです。
NFTなどは2021年頃から注目を集めており、企業にとっても膨大なビジネスチャンスを与えてくれる場とみなされています。個人レベルでもNFTアート・ゲームを通じて好きなことでお金を稼げることで人気が高いです。
今後NFTなどの市場が拡大すれば、開発の担い手であるDAOや関連銘柄の注目度や価値も格段に上昇するでしょう。
社会で活躍する組織の姿を変える存在
また中央集権的ではない性格を持つDAO(自律分散型組織)は、社会で活躍する組織の姿さえも変える可能性を持った存在です。現代では企業でも、社長を頂点とした中央集権型を採っているところが多く見られます。
しかしDAOは従来の組織とは異なり、組織内の序列が存在しません。参加する人全てが平等の立場で、運営も彼らの投票に基づいて行われます。投票結果もブロックチェーンに記録されるため、不正自体が不可能です。
加えてDAOは様々な業種で拡大し始めており、今後も増加していくことが見込まれます。DAOが増えていけば従来型の組織に代わって社会を動かすことになるため、社会全体を変えるきっかけにもなるでしょう。
ガバナンストークンの価値の高まり
もちろんDAO(自律分散型組織)の存在感や影響力が増せば、組織で発行されているガバナンストークンの価値も高まります。多くの投資家や著名人が援助するようにもなるため、より大きなプロジェクトも始動するでしょう。
同時にガバナンストークンは仮想通貨トークンでもあるため、組織の発展に伴って値段も高く付くようになります。すでに一部トークンはDAOへの注目に合わせて値段が高騰しているほどです。
今後はますますDAOに注目する人々や、組織が手掛けるプロジェクトも増えていくため、トークンの価値上昇が期待できます。
【注意】DAO(自律分散型組織)の持つ問題点3つ
将来性が非常に高いDAO(自律分散型組織)ではあるものの、いくつか問題点もあります。DAOの抱える問題点についても見ていきましょう。
ハッキングのリスクがある
まずDAO(自律分散型組織)はハッキングのリスクがあります。DAOのプログラムはオープンコードで、参加不参加に関係なく誰もが見られる仕組みです。
もしコードに弱点が見つかった場合、悪意のあるハッカーによってハッキングを受ける場合もあります。関係する銘柄がハッキング被害で大きく下落する場合もあり得る点は理解しておくべきです。
意思決定に時間がかかりやすい
またDAO(自律分散型組織)は意思決定に時間が掛かりやすい弱みもあります。管理者が存在しないDAOでは、参加者全員の意思によって運営されているためです。
全員の意思を反映させる必要があるため、全ての人の論議や投票で方向性が決まるまでにかなりの時間が掛かります。緊急を要する状況でも動きが鈍る点も注意が必要です。
1度決定したルールの変更が大変
DAO(自律分散型組織)では、運営の際にスマートコントラクトが動きます。ブロックチェーン上に記録される点では透明性が高く安心できるものの、1度決まったルールの変更が非常に難しい点がデメリットです。
もしスマートコントラクトに何らかの脆弱性が見つかった場合、運営にも悪影響を及ぼします。改定すべき場合でもなかなか変更できず、関連銘柄の価値が下がりかねないところがDAOの大きな問題と言えるでしょう。
DAO(自律分散型組織)の参加方法・購入方法
DAO(自律分散型組織)について色々と調べたり理解したりするうちに、「自分も参加してみたい」と思う方もいますよね。最後にDAOに参加する手順をご紹介しましょう。
国内の仮想通貨取引所でビットコインなどを購入
(コインチェック公式サイトより)
DAO(自律分散型組織)に参加する際、ガバナンストークンの購入が欠かせません。そしてガバナンストークンを得るには、まず国内の仮想通貨取引所でビットコインなどを買う必要があります。
基本的にDAO関係の銘柄は日本で直接買えないためです。日本の取引所を利用する場合、コインチェックが知名度の高さや初心者の使いやすさなどで評判になっています。
コインチェックの口座開設から入金の手順は下記のボタンをタップすると図解で解説されています。
コインチェックの口座開設~入金の手順
(タップで開きます)
Coincheck(コインチェック)の口座開設から入金の手順を3つのステップで解説します。
- コインチェックで口座開設
- ウォレットを作成
- 暗号資産購入~ウォレットに入金
【コインチェックの口座開設方法】
まずはコインチェックの公式サイトに飛び「会員登録」をクリックします。
\ 国内ダウンロード数No.1* /
※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ 期間:2019年1月~2023年12月 データ協力:App Tweak
次に下の画面の赤枠部分を入力します。「メールアドレス」「パスワード」をそれぞれ設定し、「私はロボットではありません」の部分にチェックを入れ「会員登録」を押して進みましょう。
会員登録ボタンを押すと、先ほど入力したメールアドレスにメールが送られてきます。メール内のURLをクリックすると、下記のページに遷移します。
次に本人確認を実施します。全てWEBで完結しますので、そんなに時間はかかりません。
下記の赤枠の「本人確認書類を提出する」をクリック。
クリックすると下記画面に移行します。自身の受信できる電話番号を入力し、電話番号にSMSで送られてくるコードを入力しましょう。
認証コードが受理されれば電話番号登録は完了です。
次にまだ本人確認が終わっていないので、再度「本人確認書類を提出する」をクリックします。
クリックすると先ほどとは違うページに遷移します。次に提出するのは本人確認書類で、アプリを使って申請していきます。
上記の「アプリのQRコードを表示」を選択すればQRが表示されますので、アプリで開き、順次進めていけば登録は終了です。
なお、本人確認書類は下記の書類が該当しますので、必要なものを準備しておいて下さいね。
- 運転免許証
- パスポート・在留カード
- 特別永住者証明書
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード
- 個人番号カード
【ウォレットの作成方法】
次にウォレットの作成方法を解説します。
まずはGoogleが提供しているWebブラウザの1つであるChromeを開き、メタマスクの公式HPに移動します。
下記のページに移行したら、赤枠部分の「拡張機能を追加」をクリック。
追加すると、Chromeの右上の画面からメタマスクが開けるようになります。
次にメタマスクを選択し「開始(Get Started)」をクリックしましょう。
メタマスクの「開始」をクリックすると、下記画面の「MetaMaskが初めての場合」というページに移動しますので、右側の「ウォレットの作成(Create a Wallet)」をクリックします。
ウォレットの作成をクリックすると、下記のような「MetaMaskの品質向上へのご協力のお願い」というページに進みます。
ここは内容を軽く確認し「同意します(I agree)」をクリックして次に進みます。
同意を選択すると、パスワード設定に移行します。
下記画像の「新しいパスワード」の部分にメタマスクで扱うパスワードを自身で考えて設定しましょう。
入力後「パスワードの確認」で同じパスワードを入力し「使用条件を読んで同意しました」にチェックして「作成」をクリックします。
パスワード設定が完了したら、次は「秘密のバックアップフレーズ」の保存・入力を行います。
下記画像の赤枠の部分をクリックすると英単語が12種類表示されます。
これらを後で入力する必要があるので、12種類の単語と順番をコピペして保存しておきましょう。
保存が完了したら「次へ」をクリックします。
秘密のバックアップフレーズを保存したら、実際にコピーした12種類の英単語を入力していきます。
秘密のバックアップフレーズの入力に成功すると下記のように「おめでとうございます」という画面に移行します。
最後に「全て完了」というボタンを押せば設定完了です。
再度言いますが、メタマスクは「パスワード」と「秘密のバックアップフレーズ」を保存しておく必要がありますので、しっかり保存しておいてくださいね。
【暗号資産購入~ウォレットに入金】
次にコインチェックで暗号資産を購入し、取引所からウォレットに入金する方法を解説していきます。
ますはコインチェックのホーム画面を開き「販売所(購入)」をクリックします。
クリックすると販売所(購入)のページに移動します。
基本的に取引所で暗号資産を購入する時はこのページに移動するので、覚えておきましょう。
今回はイーサリアム(ETH)を購入するので、下記画像の赤枠部分の「ETH」を選択し「購入する」をクリックします。
これで暗号資産の購入は完了です。次に実際に購入した通過をウォレットに送金していきます。
再度コインチェックのホーム画面を開き、下記画面の青枠の「暗号資産の送金」をクリック。
クリックすると実際に送金する画面に移動します。送金リストに宛先を追加し「送金する」ボタンを押せば完了です。
送金リストの追加については下記の画像を参考にして下さい。新規ラベルには自身が分かりやすいような名前を、新規宛先には先ほど登録したメタマスクのアカウント名をコピペします。
拡張機能のメタマスクを開き、画面上部のアカウント名の部分を貼り付ければ送金先リストの作成は完了です。
これで「送金する」をクリックすれば送金は完了になります。
海外の仮想通貨取引所に送金
(バイナンス公式サイトより)
ビットコインなどを購入したら、続けて海外でガバナンストークンを扱う取引所に送金します。海外にも非常に多くの取引所があり、中でもバイナンスは600種類以上の通貨を扱っていて便利です。
送金の際は、まず送り先の取引所の入金アドレスをコピーします。そして国内取引所のウォレットの出金画面に貼り付け、送りたい銘柄・金額を入力してから送りましょう。
バイナンスの口座開設の方法は以下をご覧ください。
BINANCE(バイナンス)の口座開設を解説します。
まずは下記ボタン・もしくは公式HPをクリックして公式サイトに飛び「電話またはメールで登録します」をクリックします。
既にAppleやGoogleのアカウントを持っている方はそのアカウントでもログインできますので、まずは好きな方法を選択して進みましょう。
「電話またはメールで登録します」をクリックすると居住国を入力する画面に移行するので、自分の住んでいる居住国を選択し「承認」をクリック。
承認を選択するとアカウント作成の画面に移行するので「個人アカウントの作成」か「エンティアカウントの作成」をクリックします。
基本的に大多数は個人アカウントで問題ないでしょう。法人で扱う場合はエンティアカウントを選択します。
次に受信できるメールアドレスとパスワードを選択します。
入力が完了したら「次へ」を押して進みましょう。
そうすると指定したメールアドレスにコードが送信されますので、下記画像の赤枠部分を確認し、メール確認コードに6桁の数字コードを入力します。
入力するとメール認証の部分は完了しますので、次に電話番号の入力に進みます。
自身の受信できる電話番号を入力しましょう。
電話番号を入力するとアカウント作成の画面に移行します。下記画面を確認し「今すぐ確認する」を押して次に進みましょう。
そうすると個人情報の入力画面に移るので、氏名とミドルネーム・誕生日を入力します。
その後追加情報で居住住所と郵便番号、住んでいる市街地を入力します。
ここまで進むと本人認証の画面に移行するので、好きな方法で認証すれば全て完了です。
基本的に選択した書類をスマホ・PCの内部カメラを使って認証する形になるので、数分で終了します。
以上全て進めれば、バイナンスの登録手続きは完了です。
海外の仮想通貨取引所でガバナンストークンを購入
海外の取引所に仮想通貨が届いたら、ガバナンストークンを購入します。トレード画面を開け、手持ちの銘柄と交換する流れです。
取引所によって目当ての仮想通貨に対応している銘柄は異なります。事前に対応している銘柄を調べてから購入するのがおすすめです。
まとめ
仮想通貨業界でも注目度の高いDAO(自律分散型組織)について、おすすめの関連銘柄とともに見てきました。従来の組織とは異なり、管理者やリーダーが不在で参加者全員の意思で動かしていく点で斬新な存在です。
DAOはDeFi・メタバース・NFTなど仮想通貨となじみの深い分野で様々なプロジェクトを仕掛けているため、関連する銘柄は将来性も十分あります。各組織に関連する銘柄を購入しておくと、将来大きな資産になるでしょう。
加えてご自身でDAOに加入するのもおすすめです。DAOを通じた資産づくりは様々なメリットがあるので、気になる組織・プロジェクトや銘柄について調べてみると良いでしょう。