仮想通貨Dovuって何?細かな特徴や将来性について知りたいな。
こんな悩みに答えます。
仮想通貨の中には環境問題の解決に貢献できる種類があるのはご存じでしょうか。もし地球に優しい仮想通貨があるのなら、ぜひ購入してみたいですよね。
仮想通貨Dovu(DOV)は、仮想通貨を使った排出権取引が可能な銘柄です。排出権取引と言えば、地球温暖化問題の有効な対策でもあるため、かなり魅力的に感じるでしょう。
そこで本記事では仮想通貨Dovu(DOV)について、買い方や将来性にも触れながら解説していきます。
この記事を読むことで、仮想通貨Dovuの基本情報について完全に理解することができますよ。
仮想通貨Dovu(DOV)とは?4つの特徴を紹介!
Dovu(DOV)は、地球環境問題の解決に貢献するプロジェクトが運営している仮想通貨です。
環境問題は近年ますます深刻化しており、SDGs(持続可能な開発目標)も叫ばれるようになっています。
もし仮想通貨運用を通じて少しでも環境問題の解決に協力できるのであれば、かなり気持ち良いことですよね。仮想通貨Dovuの主な特徴4つをご紹介しましょう。
排出権取引(カーボンオフセット)をトークン化
(Dovu公式サイトより)
仮想通貨Dovuは、地球温暖化対策の1つである排出権取引(カーボンオフセット)をトークン化する通貨です。排出権取引はCO2の削減が難しい場合、削減に取り組んでいる方にお金を出して温暖化対策に貢献する方法を指します。
Dovuでは仮想通貨を使った排出権取引ができる仕組みです。一般の現金の代わりに仮想通貨(Dovu)を用いて、運営主体が用意したプラットフォーム経由でCO2削減を熱心に行う人々に投資します。
仮想通貨Dovu(DOV)と排出権取引の関係とは?
(Dovu公式サイトより)
仮想通貨Dovuを使って排出権取引ができるとはいえ、具体的な仕組みや流れが気になりますよね。同通貨で排出権取引を行う場合、CO2削減を積極的に行う農家を金銭面で支援する流れです。
公式サイトからマーケットプレイスのページに移動すると、世界各地で排出削減に取り組む農家のプロジェクトが表示されます。各農家は土地ごとの削減したCO2の量をDovuトークンに置き換えておく仕組みです。
そしてDovuユーザーが各プロジェクトにお金を出すことで排出権を買い取ります。買い取った量の分、排出しても問題ないとされる仕組みです。
大手自動車メーカーも参画
大手自動車メーカーが参画している点も仮想通貨Dovuの大きな特徴です。ドイツ初の世界的自動車メーカーBMWは、Dovuのブロックチェーン技術を使ったサービスの事業を開始しています。
レンタル車やリリース車の走行距離をブロックチェーンで追跡し、距離に応じてDovuをもらえる仕組みです。自動車業界でもブロックチェーンを活用する動きが進んでおり、今後仮想通貨による排出権取引の増加が予想されます。
トークンを使ったステーキングもできる
仮想通貨Dovuは普通の取引や排出権取引以外にも、トークンによるステーキングも可能です。ステーキングとは、トークンを持っているだけで利息収入を得られ、預金と似たような仕組みになっています。
公式サイトの「SOLUTIONS(ソリューション)」から「LIQUIDITY POOL(流動性プール)」を選び、移動先で通貨を預ける流れです。30日ごとに200万DVの報酬が得られるようになっています。
仮想通貨を使った資産運用はもちろん、排出権を購入する元手としても有益なツールです。
仮想通貨Dovu(DOV)の買い方・購入方法3ステップ
仮想通貨Dovu(DOV)の特徴を見ると、単に資産を増やせるだけでなく地球温暖化問題にも貢献できる点で前向きになれますよね。ただ元手となる同通貨を購入する方法が分からない方もいるでしょう。
Dovuを購入するには、以下の流れで進めていきます。
国内の仮想通貨取引所でビットコインなどを購入
仮想通貨Dovuは日本国内の取引所で扱われていません。
入手するには国内の取引所でビットコインなどを購入し、海外の取引所に送ってから交換する方法がおすすめです。
仮想通貨取引所は金融機関であるため、利用するには事前の口座開設が必要になります。
国内の取引所の場合、コインチェックは扱う通貨が数多く、初心者でも使い勝手が良くて便利です。
口座を開設したら日本円を入金し、購入したい通貨を選びましょう。
Dovuの場合は、イーサリアムを買っておくと購入やステーキングで非常に役に立ちます。通貨を選んで購入額を入力した後は、購入ボタンを押すだけです。
\ 国内ダウンロード数No.1* /
※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ 期間:2019年1月~2023年12月 データ協力:App Tweak
コインチェックの口座開設方法(タップで閉じます)
Coincheck(コインチェック)の口座開設を解説します。
まずは「コインチェックの公式サイト」に飛び「会員登録」をクリックします。
\ 国内ダウンロード数No.1* /
※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ 期間:2019年1月~2023年12月 データ協力:App Tweak
次に下の画面の赤枠部分を入力します。「メールアドレス」「パスワード」をそれぞれ設定し、「私はロボットではありません」の部分にチェックを入れ「会員登録」を押して進みましょう。
会員登録ボタンを押すと、先ほど入力したメールアドレスにメールが送られてきます。メール内のURLをクリックすると、下記のページに遷移します。
次に本人確認を実施します。全てWEBで完結しますので、そんなに時間はかかりません。
下記の赤枠の「本人確認書類を提出する」をクリック。
クリックすると下記画面に移行します。自身の受信できる電話番号を入力し、電話番号にSMSで送られてくるコードを入力しましょう。
認証コードが受理されれば電話番号登録は完了です。
次にまだ本人確認が終わっていないので、再度「本人確認書類を提出する」をクリックします。
クリックすると先ほどとは違うページに遷移します。次に提出するのは本人確認書類で、アプリを使って申請していきます。
上記の「アプリのQRコードを表示」を選択すればQRが表示されますので、アプリで開き、順次進めていけば登録は終了です。
なお、本人確認書類は下記の書類が該当しますので、必要なものを準備しておいて下さいね。
- 運転免許証
- パスポート・在留カード
- 特別永住者証明書
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード
- 個人番号カード
Uniswapなど海外の仮想通貨取引所に送金
(Uniswap公式サイトより)
国内の取引所で仮想通貨を購入したら、次に海外の取引所に送金します。海外取引所についても事前の口座開設が必要です。Dovuを購入する場合、UniswapやPancake Swapなど4種類のいずれかを選びます。
口座を開設したら、まず送り先の取引所で入金アドレスをコピーしましょう。続けて国内取引所のウォレットを開き、出金画面にアドレスを貼り付けます。
次に送りたい通貨を選び、送金額を入力しましょう。手数料を確認して、送金ボタンを押せば完了です。
海外の取引所で仮想通貨Dovu(DOV)を購入
(Uniswap公式サイトより)
仮想通貨を海外の取引所に送ったら、いよいよDovuと交換します。Uniswapの場合は公式サイトでピンク色の「App Launch」ボタンを押すと、移動先の交換画面で購入可能です。
イーサリアムであれば直接交換ができますが、他の通貨を送った場合はイーサリアムやUSDTに換えると良いでしょう。交換画面で交換先にDovuを選んで金額を入力し、購入ボタンを押せば完了です。
なお取引所により取引手数料が発生するため、仮想通貨の一部は手元に残しておきましょう。
仮想通貨Dovu(DOV)の今後・将来性は?
仮想通貨Dovu(DOV)を購入したり資産運用に使ったりする際、将来性はやはり検討する上で大切に感じますよね。以下の2つのポイントから同通貨の将来性も見ていきましょう。
SDGsなど世界的な環境意識の高まりに応じて価格上昇する見込み
まず仮想通貨Dovuは、世界的な環境意識の高まりに応じて価格が上昇する見込みです。昨今では地球温暖化をはじめ環境問題が深刻になっています。
そして環境問題の深刻化に伴い、世界中で環境に対する意識が高まったりエコに対する考え方が注目されたりしている状況です。2015年に国連で提唱されたSDGs(持続可能な開発目標)も、世界中で重視されてきています。
Dovuは仮想通貨を通じた排出権取引の場を提供する存在です。今後環境意識の高まりや温暖化対策の進展に伴ってますます注目され、通貨の価値も上昇していくでしょう。
Hedera Hashgraphの台頭でも注目される可能性が高い
また仮想通貨Dovuで導入されている「Hedara Hashgraph」と呼ばれる技術が、同通貨の将来にも良い影響を与える見込みです。「Hedera Hashgraph」は「第三の分散台帳技術」と目され、従来よりも優れた処理能力があります。
送金スピードが3~5秒・送金手数料平均で0.0001ドル(約0.0127円)・取引処理能力が1秒1万件以上というスペックです。処理能力だけでもイーサリアムブロックチェーンの800倍以上となっています。
今後同技術が仮想通貨業界に積極導入されれば、業界全体の利便性が向上することは間違いありません。手数料の大幅値下げも実現できるため、Dovuの値打ちも大きく上昇するでしょう。
仮想通貨Dovu(DOV)の価格推移・チャート
仮想通貨Dovu(DOV)を購入する際、価格は最大の関心事ですよね。上場から現在に至るまでの同通貨の価格推移をチャートで追っていきましょう。
2017年10月の上場後は10~20円台で推移
仮想通貨Dovuが上場したのは2017年10月28日のことです。上場して間もない11月1日には約35円にまで上昇しています。
以降は上昇と下落を繰り返しながら推移しており、概ね10~20円程度の変動幅でした。ただ年末になって大きく上昇し始め、12月31日には27円台に達しています。
2018年初頭に高騰し100円を超える
2017年末に上昇し始めた仮想通貨Dovuの価格は、2018年に入っても高騰し続けました。1月13日には128円台を記録しており、2017年末の約5倍です。
以降は2月半ばにかけて乱高下を繰り返しながら下がっていき、2月後半には12円前後となりました。
2021年3月まで長期的な停滞期に
仮想通貨Dovuの価格は、2018年3月から4月にかけて大きく下落しました。3月の終わり頃には5円台にまで落ちています。4月から5月にかけて再び急騰し、5月10日頃には20円台にまで上昇しました。
しかし5月中旬から12月にかけて下落傾向が続き、2019年や2020年には0.1円台でほぼ横ばいに推移しています。横ばいの状況は2021年に入ってからも続き、停滞期が3年近くにわたって続く結果になりました。
3月になってようやく価格が上昇に転じ、17日には10円近くにまで上昇しました。
2021年春以降1~4円台で推移
停滞期を抜けた仮想通貨Dovuの価格は、再び値動きが活発になります。4月16日には12.28円を記録するまでに上昇しましたが、以降は下落して1~4円程度で推移していきました。
2022年5月末現在では1.33円となっています。比較的安い金額になっており、ワンコインの日本円でも多く購入できるでしょう。今後価格が伸びる可能性が十分にあるため、今から備えておくのもおすすめです。
まとめ
今回は仮想通貨Dovu(DOV)の特徴や将来性などについて色々と見てきました。同通貨は排出権取引ができるプラットフォームの運営組織が発行しているとともに、取引を通じて環境問題解決に貢献できる点が魅力です。
排出権取引ができるとともに、通常の仮想通貨取引やステーキングで資産を増やせます。今後環境問題の解決に向けて動く中、自身だけでなく地球のためにもなる点で将来性も高いです。
環境問題は長期的に様々な影響を及ぼす問題とも言えます。Dovuは未来志向で運用するには非常におすすめの銘柄であるため、前向きに購入を考えてみても良いでしょう。
最後になりますが、近年メタバースやDefiなど、さらに新しい領域で仮想通貨の市場が拡大していくと考えられます。
ぜひメタバースやDeFi関連の記事も参考にしてみてくださいね。