「仮想通貨の中には画期的な金融取引のプラットフォームに関係するものがある」と言われると気になりませんか。金融取引プラットフォームにまつわる銘柄で注目されているのが、仮想通貨Venus(XVS/ヴィーナス)です。
ステーキングやイールドファーミングに加えて、仮想通貨の貸し借りやステーブルコインの発行までできるため、銘柄自体も将来価値が高まるとされています。
本記事では仮想通貨Venus(XVS/ヴィーナス)の特徴や買い方などについて解説していきます。
この記事を読むことで、仮想通貨Venusの知っておく情報を全て知ることができますよ。
仮想通貨Venus(XVS/ヴィーナス)とは?5つの特徴を解説
(Venus公式サイトより)
仮想通貨Venus(XVS)とは、バイナンスブロックチェーン上に構成されたDeFi(分散型金融)及び仮想通貨です。
同通貨を使ってうまく稼ぐには、前もって主な特徴を把握しておくと役立ちます。まずは仮想通貨Venus(XVS/ヴィーナス)の特徴を5つ見ていきましょう。
- バイナンスブロックチェーン上のDeFi及び仮想通貨
- レンディングで仮想通貨を貸し出せる
- 仮想通貨を担保にした借り入れもできる
- ステーブルコインVAIの発行やステーキングなどができる
- バイナンスでのエアドロップも行われている
バイナンスブロックチェーン上のDeFi及び仮想通貨
仮想通貨Venus(XVS)は、バイナンスが関係するブロックチェーンを使っており、バイナンスからも支援を受けています。
Venus(XVS)は仮想通貨の貸し借りができるほか、ステーブルコインと呼ばれる安定して変動する通貨の取引やステーキングなどができるのが大きな特徴です。
またVenus(XVS)は独自トークンでもあり、保有によって取引所や仮想通貨の運営にも参加できます。
ちなみに発行・運営企業は「Swipe(スワイプ)」と呼ばれる企業です。デジタルウォレットや仮想通貨デビットカード事業を行っているとともに、現在ではバイナンスの系列になっています。
レンディングで仮想通貨を貸し出せる
仮想通貨Venus(XVS)の大きな特徴が、レンディングによって仮想通貨を貸し出せる点です。仮想通貨を貸し出した場合、対価として貸した分の利息に加えてVenus(XVS)をもらえます。
なおレンディングを扱っているサービスは他にも数多いです。ただ従来のレンディングサービスでは対価は利息のみになっているため、Venus(XVS)はレンディングでの報酬が多くなっています。
ちなみに利回り率についても他のサービスに比べて高い傾向です。レンディングを通じて大きく稼ぎたい場合、Venus(XVS)はぜひ検討しておくと良いでしょう。
仮想通貨を担保にした借り入れもできる
仮想通貨Venus(XVS)ではレンディングによる貸し出しだけでなく、仮想通貨の借り入れもできます。具体的には自分が預けた仮想通貨を担保にして、最大60%分まで借り入れられる仕組みです。
特に仮想通貨運用を始めたものの手持ちの資金が足りない場合、非常におすすめと言えます。借りた仮想通貨を元手にイールドファーミングやステーキングを行い、利息によって大きく儲けられる場合もあるでしょう。
なお借りた場合も金利分のVenus(XVS)を得ることは可能です。ガバナンストークンも増えるため、運営でより自らの意思を反映させやすくなるでしょう。
ステーブルコインVAIの発行やステーキングなどができる
さらに仮想通貨Venus(XVS)では、ステーブルコインVAIの発行やステーキングもできます。ステーブルコインは法定通貨に準拠した通貨で、一般の仮想通貨に比べて変動しにくい分、安心して取引できるのが特徴です。
VAIはアメリカドルに対応する通貨であるため、極力1枚が1ドルと同じ価値になるようにできています。特に仮想通貨運用を始めたばかりで、変動性の高さに不安を抱く場合におすすめの銘柄です。
またステーキングはプラットフォームに仮想通貨を預けることで、利息を得られます。銀行の定期預金と同じような仕組みで、一定期間で通貨を増やす上でおすすめです。
イールドファーミングができる点もVenus(XVS)のメリットとなっています。イールドファーミングは「流動性の提供」とも呼ばれ、通貨ペアを預け入れて取引の活性化に貢献する代わりに、莫大な利息を得る方法です。
イールドファーミングの利率は非常に高いため、Venus(XVS)を通じて大きく稼ぎたい場合に役立ちます。
バイナンスでのエアドロップも行われている
(バイナンス公式サイトより)
仮想通貨Venus(XVS)では、バイナンスにて定期的なエアドロップ(無償配布)を行っていることも重要な特徴です。Venus(XVS)さえ持っていれば、誰もがVRTと呼ばれる仮想通貨をもらえます。
2021年末に行われた際は、1XVSで1,000VRTがもらえる条件でした。加えてVenus(XVS)10枚ごとにVenus NFTがもらえる特典もあったため、今後行われるエアドロップでも好条件が期待できます。
仮想通貨のエアドロップは基本的に人気が高いものですが、Venus(XVS)についても例外ではありません。もしエアドロップの恩恵を受けたいのであれば、今からVenus(XVS)を用意しておくと良いでしょう。
仮想通貨Venus(XVS/ヴィーナス)の買い方・購入方法3ステップ
仮想通貨Venus(XVS/ヴィーナス)の特徴を見て、将来に備えて買っておきたい方もいますよね。同通貨が欲しい場合、以下の3ステップの手順に沿って買うことになります。
国内の仮想通貨取引所でビットコインなどを購入
(コインチェック公式サイトより)
仮想通貨Venus(XVS)を購入するには、まず国内の仮想通貨取引所でビットコインなどを購入しましょう。Venus(XVS)は国内の取引所に上場していないため、一度別の仮想通貨を買います。
国内の仮想通貨取引所を利用する場合、事前に口座開設が必要です。コインチェックであれば国内では多い16種類の銘柄を扱っているとともに、初心者でも使い勝手が良いことで知られています。
口座開設後は日本円を入金し、買いたい銘柄を選びましょう。欲しい分を入力して購入ボタンを押せば入手できます。
コインチェックの口座開設~入金の手順
(タップで開きます)
Coincheck(コインチェック)の口座開設から入金の手順を3つのステップで解説します。
- コインチェックで口座開設
- ウォレットを作成
- 暗号資産購入~ウォレットに入金
【コインチェックの口座開設方法】
まずはコインチェックの公式サイトに飛び「会員登録」をクリックします。
\ 国内ダウンロード数No.1* /
※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ 期間:2019年1月~2023年12月 データ協力:App Tweak
次に下の画面の赤枠部分を入力します。「メールアドレス」「パスワード」をそれぞれ設定し、「私はロボットではありません」の部分にチェックを入れ「会員登録」を押して進みましょう。
会員登録ボタンを押すと、先ほど入力したメールアドレスにメールが送られてきます。メール内のURLをクリックすると、下記のページに遷移します。
次に本人確認を実施します。全てWEBで完結しますので、そんなに時間はかかりません。
下記の赤枠の「本人確認書類を提出する」をクリック。
クリックすると下記画面に移行します。自身の受信できる電話番号を入力し、電話番号にSMSで送られてくるコードを入力しましょう。
認証コードが受理されれば電話番号登録は完了です。
次にまだ本人確認が終わっていないので、再度「本人確認書類を提出する」をクリックします。
クリックすると先ほどとは違うページに遷移します。次に提出するのは本人確認書類で、アプリを使って申請していきます。
上記の「アプリのQRコードを表示」を選択すればQRが表示されますので、アプリで開き、順次進めていけば登録は終了です。
なお、本人確認書類は下記の書類が該当しますので、必要なものを準備しておいて下さいね。
- 運転免許証
- パスポート・在留カード
- 特別永住者証明書
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード
- 個人番号カード
【ウォレットの作成方法】
次にウォレットの作成方法を解説します。
まずはGoogleが提供しているWebブラウザの1つであるChromeを開き、メタマスクの公式HPに移動します。
下記のページに移行したら、赤枠部分の「拡張機能を追加」をクリック。
追加すると、Chromeの右上の画面からメタマスクが開けるようになります。
次にメタマスクを選択し「開始(Get Started)」をクリックしましょう。
メタマスクの「開始」をクリックすると、下記画面の「MetaMaskが初めての場合」というページに移動しますので、右側の「ウォレットの作成(Create a Wallet)」をクリックします。
ウォレットの作成をクリックすると、下記のような「MetaMaskの品質向上へのご協力のお願い」というページに進みます。
ここは内容を軽く確認し「同意します(I agree)」をクリックして次に進みます。
同意を選択すると、パスワード設定に移行します。
下記画像の「新しいパスワード」の部分にメタマスクで扱うパスワードを自身で考えて設定しましょう。
入力後「パスワードの確認」で同じパスワードを入力し「使用条件を読んで同意しました」にチェックして「作成」をクリックします。
パスワード設定が完了したら、次は「秘密のバックアップフレーズ」の保存・入力を行います。
下記画像の赤枠の部分をクリックすると英単語が12種類表示されます。
これらを後で入力する必要があるので、12種類の単語と順番をコピペして保存しておきましょう。
保存が完了したら「次へ」をクリックします。
秘密のバックアップフレーズを保存したら、実際にコピーした12種類の英単語を入力していきます。
秘密のバックアップフレーズの入力に成功すると下記のように「おめでとうございます」という画面に移行します。
最後に「全て完了」というボタンを押せば設定完了です。
再度言いますが、メタマスクは「パスワード」と「秘密のバックアップフレーズ」を保存しておく必要がありますので、しっかり保存しておいてくださいね。
【暗号資産購入~ウォレットに入金】
次にコインチェックで暗号資産を購入し、取引所からウォレットに入金する方法を解説していきます。
ますはコインチェックのホーム画面を開き「販売所(購入)」をクリックします。
クリックすると販売所(購入)のページに移動します。
基本的に取引所で暗号資産を購入する時はこのページに移動するので、覚えておきましょう。
今回はイーサリアム(ETH)を購入するので、下記画像の赤枠部分の「ETH」を選択し「購入する」をクリックします。
これで暗号資産の購入は完了です。次に実際に購入した通過をウォレットに送金していきます。
再度コインチェックのホーム画面を開き、下記画面の青枠の「暗号資産の送金」をクリック。
クリックすると実際に送金する画面に移動します。送金リストに宛先を追加し「送金する」ボタンを押せば完了です。
送金リストの追加については下記の画像を参考にして下さい。新規ラベルには自身が分かりやすいような名前を、新規宛先には先ほど登録したメタマスクのアカウント名をコピペします。
拡張機能のメタマスクを開き、画面上部のアカウント名の部分を貼り付ければ送金先リストの作成は完了です。
これで「送金する」をクリックすれば送金は完了になります。
海外の仮想通貨取引所にビットコインなどを送金
(バイナンス公式サイトより)
次に仮想通貨Venus(XVS)を扱っている海外の取引所に送金しましょう。
海外の取引所についても口座を作っておく必要があります。Venus(XVS)を扱うところであれば、世界最大級の規模を誇るバイナンスがおすすめです。
送金の際は送りたい先の取引所にて入金アドレスをコピーします。続けて国内取引所のウォレットを開き、出金画面で入金アドレスを貼り付けましょう。
そして送りたい銘柄の種類を選んで金額を入力し、送金ボタンを押します。なお出金手数料が発生するケースも多いので、一部だけ残しておくのがポイントです。
BINANCE(バイナンス)の口座開設を解説します。
まずは下記ボタン・もしくは公式HPをクリックして公式サイトに飛び「電話またはメールで登録します」をクリックします。
既にAppleやGoogleのアカウントを持っている方はそのアカウントでもログインできますので、まずは好きな方法を選択して進みましょう。
「電話またはメールで登録します」をクリックすると居住国を入力する画面に移行するので、自分の住んでいる居住国を選択し「承認」をクリック。
承認を選択するとアカウント作成の画面に移行するので「個人アカウントの作成」か「エンティアカウントの作成」をクリックします。
基本的に大多数は個人アカウントで問題ないでしょう。法人で扱う場合はエンティアカウントを選択します。
次に受信できるメールアドレスとパスワードを選択します。
入力が完了したら「次へ」を押して進みましょう。
そうすると指定したメールアドレスにコードが送信されますので、下記画像の赤枠部分を確認し、メール確認コードに6桁の数字コードを入力します。
入力するとメール認証の部分は完了しますので、次に電話番号の入力に進みます。
自身の受信できる電話番号を入力しましょう。
電話番号を入力するとアカウント作成の画面に移行します。下記画面を確認し「今すぐ確認する」を押して次に進みましょう。
そうすると個人情報の入力画面に移るので、氏名とミドルネーム・誕生日を入力します。
その後追加情報で居住住所と郵便番号、住んでいる市街地を入力します。
ここまで進むと本人認証の画面に移行するので、好きな方法で認証すれば全て完了です。
基本的に選択した書類をスマホ・PCの内部カメラを使って認証する形になるので、数分で終了します。
以上全て進めれば、バイナンスの登録手続きは完了です。
海外の仮想通貨取引所で交換
(バイナンス公式サイトより)
送金が終わったら、仮想通貨Venus(XVS)と交換します。バイナンスの場合はトレード画面を開き、真ん中にあるフォームで振替元・振替先・金額を入力して交換する流れです。
なお送った通貨で直接交換できない場合もあります。事前に交換に対応している種類の通貨を送るか、一度USDT(アメリカドルに対応したステーブルコイン)に換えてから交換するといった方法がおすすめです。
ちなみに交換の際も手数料が発生するケースがあるため、一部は手元に残すようにしましょう。
仮想通貨Venus(XVS/ヴィーナス)の将来性は高い?
仮想通貨Venus(XVS/ヴィーナス)を使って資産運用する場合、同通貨の今後について気になりますよね。以下の3点から同通貨の将来性は極めて高いと言えます。
バイナンスのブロックチェーンの発展具合次第
仮想通貨Venus(XVS)の将来を占う要素の1つが、バイナンスのブロックチェーン(バイナンススマートチェーン/BSC)の発展度です。
同チェーンは仮想通貨業界でよく使われるイーサリアムチェーンへの対策に開発されました。イーサリアムチェーンは利用頻度が高い一方、処理速度の遅さや手数料の高さが問題とされてきたためです。
バイナンスのブロックチェーンでは高速取引や手数料の安さを実現することで、イーサリアムチェーンにとって代わろうとしています。ただイーサリアムチェーンでも対策を施しているため、両者はライバルのような間柄です。
今後バイナンスのブロックチェーンの需要やユーザーが増すことで、同チェーンに構築されたVenus(XVS)も注目されるようになるでしょう。
利用できる仕組みの注目度も指標になる
また仮想通貨Venus(XVS)の仕組みに対する注目度も、同通貨の将来を考える際に重要です。仮想通貨の貸し借り・ステーキング・ステーブルコインの発行といったサービスは、今までに例がありません。
ただ金銭の貸し借りを担うサービスと言えば、銀行をはじめとする従来の金融機関が挙げられます。今後同通貨で扱うサービスが従来の金融機関との競争に勝てるかや、人々に注目されるかが焦点となるでしょう。
同通貨の日本国内での知名度が増し、独自のサービスに対するニーズが増せば、注目されるとともに価格上昇のきっかけになります。
DeFiや関連銘柄の価格上昇にも影響される
さらに仮想通貨Venus(XVS)の将来は、他のDeFiや関連銘柄の価格の値動きによっても変化するでしょう。Venus(XVS)と同じような値動きを見せる銘柄も多いためです。
同じ値動きをするということは、Venus(XVS)の価格と同じ傾向で動くことを意味します。もちろん他の銘柄が下がった際はVenus(XVS)が下がることになるでしょう。
加えて仮想通貨市場全体の動きがVenus(XVS)の価格に影響を与えることもよくあります。日頃から仮想通貨市場やDeFi関係のニュースから目を離さないことが、Venus(XVS)をうまく運用する際に重要です。
仮想通貨Venus(XVS/ヴィーナス)の価格推移・チャートを見てみよう
仮想通貨Venus(XVS)を扱う際、今までの価格の値動きはぜひ知っておきたいですよね。同通貨の価格の推移についてチャートを通じて見ていきます。
上場後2021年前半に高騰
(CoinMarketCapより)
仮想通貨Venus(XVS)は2020年10月6日に上場しました。上場してからしばらくの間は大きな値動きが見られませんでした。
値動きに変化が生じたのは、2021年2月になってからのことです。2月1日に1,000円の大台を突破した後に高騰し、19日には10,375.43円を記録しています。
2月の後半には価格は下がり、3月には4,000~6,000円台で推移するようになりました。しかし4月に再び上昇に転じ、5月10日には15,750円に達しています。5月下旬から6月には2,000~4,000円台にまで急落しました。
2021年後半は2,000~4,000円台で推移
(CoinMarketCapより)
仮想通貨Venus(XVS)の価格は6月末に2,000円台にまで下がり、7月に入っても下落が止まりませんでした。しかし7月末に反転し、9月には4,500円程度にまで回復しています。
以降は10月に下がって11月に上昇、12月に再び下がるといった増減の繰り返しが見られました。そして2021年末には1,800円前後となっています。
2022年に入ってからは下降傾向
(CoinMarketCapより)
仮想通貨Venus(XVS)の価格は2022年に入るとさらに下落していきました。特に1月20日前後には1,400円台から800円台へと大きく下がっています。
2月から4月にかけては大きく値を上げたタイミングはあるものの、1,000~1,400円の間で推移しました。しかし5月になってから再び急落し、6月に至るまで600円前後で値動きしています。
5月から6月にかけての急落は仮想通貨市場の冷え込みが大きな要因です。現在の価格は上場直後の次に低いものではあるものの、購入のチャンスとも言えます。
まとめ
今回は仮想通貨Venus(XVS/ヴィーナス)の特徴・買い方・将来性などを見てきました。仮想通貨の貸し借り・ステーブルコインの発行・ステーキングなどを通じて稼げる点で魅力的な特徴があると言えます。
仮想通貨を使って大きく稼げる性質を持っているため、今後大きく値を上げる可能性があるでしょう。加えて将来的に日本国内で扱われて知名度が増したり注目されたりすれば、よりチャンスとなります。
同通貨は今後の状況次第で大きく価値が付く銘柄です。稼ぐ手段になる点も含めて、今から購入・保有しておくと良いでしょう。