ペイディー(Paidy)とは、2014年に始まった、後払いサービスです。最近では、Amazonでもペイディーが利用できるようになりました。
この記事を読むことで、ペイディーの利点・欠点をしっかり理解することができますよ。
ペイディーとは
ペイディーとは、オンラインショップの買い物で使える後払い決済サービスです。
つまり、いまお金がなくても支払いは実質1ヶ月後できるという便利なサービスです。
ペイディーの4つのメリット
次にペイディーのメリットとデメリットについて解説していきます。
支払いが先に延ばせる
最大のメリットは、支払いを翌月の10日もしくは12日と先に延ばせるところです。
欲しいものがあるけど今月はちょっと余裕がない…。そんなとき、ペイディーを使えば支払いを先に延ばせるので欲しい物はいまスグに手に入ります。
面倒な登録がない
ペイディーは、利用するにあたって面倒な会員登録などが一切必要ありません。
利用するにあたって必要なのは、初回に名前・メルアド・電話番号を入力するだけでOKです。
アプリで支払いの管理ができる
ペイディーは、たくさん買い物をしても請求金額の管理が簡単です。
上記の画像のように専用アプリから利用明細をサクっと確認ができ、請求日にいくら払えばいいのかすぐに分かります。
店舗によって分割払いもできる
ペイディーは、一部の店舗のみ分割払いを利用することができます。
ただ手数料が最大で24.8%と非常に高いので、分割をするくらいなら銀行のグループ会社である大手消費者金融の無利息期間を使って買い物した方が断然お得です。
ペイディーの3つのデメリット・注意点
次にペイディーのデメリットを3つ解説していきます。
支払いがお得になるわけではない
ペイディーは支払いを先に延ばせるだけで、決済金額が安くなったりと還元サービスを受けられるわけではありません。
- 16〜17歳なら楽天デビットカード
→審査は簡単で還元を受けられるから - 18歳〜ならクレジットカード
コンビニ払いの手数料が高い
ペイディーは、他の後払いサービスよりもコンビニ払いの手数料が高いです。
後払いサービス | 後払い手数料 |
---|---|
ペイディー | 無料(コンビニ払い350円) |
atone(アトネ) | 一律90円 |
NP後払い | 一律220円 |
ご覧のように、コンビニ払いの手数料が350円と最も高いことが分かります。
利用限度額は個人による
ペイディーは、毎月いくらまで利用ができると決まっているわけではありません。
ではどうなっているのかと言うと、関係サイトに以下のように書かれています。
Q.1回の決済上限金額などはありますか?
A.Paidy翌月払いは、利用限度額を設定しておりません。お客様の利用状況等によりご利用限度額は変動いたします。
(業務提携先のSBIグループ|FAQ)
もっと詳しく言うと、たくさん使う人は上限金額が高いけど、信用情報機関のJICCやCICに登録されている状況によって下がります。
ちなみに上限金額はこちら側が確認することはできません。
ペイディーを利用した人の評判・口コミ
メリットとデメリットを述べたので、次に実際にペイディーを利用した人の評判・口コミを紹介していきます。
良い評判
ペイディーの支払いが翌月にできるところ、使える場所が徐々に増えているところ、そしてキャンペーンを利用して買い物がお得になったという評判がありました。
キャンペーンについては頻繁にではないですが定期的に実施しているようです。
ミユキエンジェルゥーーーーー!!!!!買ったよぉーーーーー!!!!!Lサイズだよーーーーー!!!!!ペイディー翌月後払い便利!!!!!ちなみに送料800円かかるのでお支払い合計は8300円ですぞよー!!!!! pic.twitter.com/xbhcJXozxM
— エリ👼🏻 (@err_mmsb_myk) January 17, 2020
最近いろんなサイトでペイディー使えるけん便利やわーめっちゃ買ってしまうわー
— マオ✌︎ (@Monster_224) January 31, 2018
ペイディーポイント還元される嬉しいー
ショップリストで買い物するときだいたいペイディーだからめっちゃ便利><— 三嶋 (@toncatseikatsu) January 13, 2020
悪い評判
ペイディーについて調べていると、本人確認なしで利用できるサービスの手軽さからサービスの信頼性に不安を感じる評判がありました。
どうやら、つい最近フリマアプリのメルカリを通じてペイディーで支払った商品が届かないといった被害があったようです。
後払いが基本のサービスなので購入者側の被害は少ないですが、しばらくはフリマアプリで使うのを控えた方が良いかもしれません。
ペイディーの詐欺事件は色々な点で悪い部分があるけれど、自分が思うに、本人確認なしで利用できるという気軽さが最大のメリットでありデメリットになってのが原因だと思う
— りき (@riki01081) January 30, 2020
ペイディー?前に使おうとしたら審査通らなかったよ笑
— さやか (@Sayaka_liberty) April 3, 2018
それと、利用しようと思ったら審査に落ちた…という評判が少しだけ見つかりました。
ペイディーはクレジットカードが作れない人向けたサービスですが、以下のような人は利用できないかもしれません。
- 他の後払いサービスで滞納がある
- 信用情報機関に登録情報がない
【結論】ペイディーはこんな人におすすめできる
ペイディーのメリットと注意点、評判をまとめると、次のような結果となりました。
メリット | デメリット |
---|---|
支払いが先に延ばせる | ポイント還元がないのでお得さがない |
面倒な登録がない | コンビニ手数料が高い |
アプリで管理ができる | 分割払いの利用は上限があったり、 対応不可の店舗が多くて使いにくい |
店舗によって分割払いができる |
一目見た感じだと、メリットの方が多いので魅力に感じますが「還元サービスがない」というのは大きなデメリットです。
そのため、支払いは便利になるものの、お得になるわけではありません。
もし他の後払いアプリも検討したい方は「後払いアプリのおすすめランキング」の記事も確認してみてくださいね。
ペイディーの登録&利用方法
ペイディーの登録と利用方法はシンプルです。
それでは、実際に決済する手順を詳しくまとめたのでご覧ください。
手順1.商品を選んでレジに進む
Amazonに移動して、好きな商品を選んでレジに進みます。
支払い方法の「Paidy翌月払い」を選んで名前・メールアドレス・電話番号を入力します。
そうすると、入力した番号にショートメッセージが届くので認証手続きを行います。
あとは、支払い方法がPaidyになっているのを確認して購入すれば完了です。
手順2.請求金額の確認をする
翌月の1日〜3日になると、登録したメールアドレスと電話番号にSMSが届きます。
請求が確定したという合図なので、アプリもしくはMyPaidyから請求金額を確認しましょう。
手順3.支払いをする
コンビニ払いであれば専用端末(Loppi、Famiポートなど)で10日迄に支払い、口座振替なら12日に引き落としがかかります。
コンビニ払いの詳細はこちら、口座振替の登録はMyPaidyから行えます。
ペイディーの問い合わせ先
最後に、ペイディーの問い合わせ窓口についてまとめておきます。
電話番号:0120-971-918
営業時間:平日10時~18時
※メールでの問い合わせ先はこちら
まとめ
ペイディーを利用すれば、今手元にお金がなくても翌月の10日それか12日に支払いできます。
まだまだ利用できる場所は少ないですが、AmazonだったりSHOPLIST、バイマやラクマなどメジャーな所で少しづつ利用できるようになっています。
ただ、ペイディーには還元サービスがないので決済がお得になるわけではないので注意しましょう。