仮想通貨の銘柄を探しているものの、世界中に数千種類ある中から見つけるのは大変ですよね。特に決まっていなかったり見つかっていない場合は、仮想通貨Bitrue Coin(BTR)はいかがでしょうか。
シンガポールの大手取引所Bitrueが発行しており、XRP(リップル)との関係の深さやPancakeSwapへの上場などでも話題があります。加えて持っているだけでBitrueで様々な特典を受けられる点もメリットです。
今回は仮想通貨Bitrue Coin(BTR)の特徴・将来性・チャートなどを徹底解説していきます。
仮想通貨Bitrue Coin(BTR)とは?概要を説明
(Birtue公式サイトより)
仮想通貨Bitrue Coin(BTR)は、シンガポールにある仮想通貨取引所Bitrue(ビットルー)が発行する独自トークンです。Bitrueを利用する際に手数料の割引や金利の追加などの様々な特典を得られます。
Bitrueでは日本でも購入できる仮想通貨XRP(リップル)も基軸通貨です。XRPとも連動する性質になっているため、XRPの値動きに合わせて価格が推移していきます。
なお上場している取引所は多くないものの、PancakeSwap(パンケーキスワップ)に上場したことで話題になりました。
仮想通貨Bitrue Coin(BTR)の主な特徴4つを解説
(Birtue公式サイトより)
仮想通貨Bitrue Coin(BTR)の概要を見たものの、特徴についてもう少し詳しく知りたい方もいますよね。同通貨の主な特徴を4つに分けて見ていきましょう。
大手取引所Bitrueで発行される独自トークン
仮想通貨Bitrue Coin(BTR)は、シンガポールを拠点とする大手の取引所Bitrueで発行されています。Bitrue自体は様々な金融サービスを扱っているプラットフォームで、イールドファーミングやステーキングも可能です。
ステーキングについては7.3%もの年率を誇っているため、プールに預けるだけで莫大な利息を得られます。加えてBTRをロックアップできる専用のプールもあり、一時的に預けることで他の仮想通貨がもらえる仕組みです。
ちなみにBitrueでは毎回ログインするたびに、同じく基軸通貨であるXRP(リップル)を0.1~1枚もらえます。XRPはコインチェックでも購入できる銘柄であるため、Bitrueは利用価値が高いと言って良いでしょう。
保有することで受けられる特典が多い
仮想通貨Bitrue Coin(BTR)の魅力的な特徴として、保有することで受けられる特典が多い点です。一定以上の保有が条件になるものの、以下のような特典を受けられます。
- 取引所Bitrueでの手数料が20%引きに
- Bitrueに上場する通貨を決める投票に参加できる
- ステーキングでの利率が上昇
- ロックアップ参加時の利息が高くなる
- ローンプログラムへの参加権を得られる など
持っているだけでBitrueを利用する際の数多くのメリットを得られるため、Bitrueを利用することが多い場合はぜひ買っておくと良いでしょう。ちなみにステーキングでの追加の利率は500ドル分で3%となります。
四半期ごとに一定数のバーンが行われる
仮想通貨Bitrue Coin(BTR)は四半期で一定数のバーンが行われる点も注目すべき特徴です。バーンとは運営側が買い戻しを通じて流通枚数を減らすことで、価値を維持したり向上させたりすることを指します。
つまりBitrue Coin(BTR)を長期的に保有しているほど、手持ちの通貨の価値が上昇する仕組みです。年単位で持ち続けていけば後で売った場合の利益も高まるでしょう。
なおBitrue Coin(BTR)でバーンされる量は、1度につき純利益の2割程度です。Bitrue側の業績次第でバーン量が変化するため、業績が良いほど価値も上がりやすいでしょう。
XRP(リップル)と連動している
なお仮想通貨Bitrue Coin(BTR)の価格は、XRP(リップル)の価格と連動しています。お互いにBitrueの基軸通貨であるため、XRPが好調であれば価格上昇も期待できるでしょう。
XRPは銀行での国際的な送金の手段として使われており、日本でもみずほ銀行や三菱UFJ銀行など大手銀行が採用しています。今後世界的に多くの銀行が導入するほどXRPの価値が上昇し、BTRの価格高騰も見込めるでしょう。
仮想通貨Bitrue Coin(BTR)の買い方・購入方法3ステップ
仮想通貨Bitrue Coin(BTR)を扱う際、購入方法は気になりますよね。同通貨を買い求めたいのであれば、以下の方法に沿って進めていきます。
国内の仮想通貨取引所でビットコインなどを購入
まず仮想通貨Bitrue Coin(BTR)を購入する際、国内の仮想通貨取引所でビットコインなどを購入しましょう。日本ではBitrue Coin(BTR)を扱っていないため、別の仮想通貨を買って海外取引所で交換するのが一般的です。
日本国内の取引所はいくつかありますが、コインチェックが良いでしょう。抜群の知名度があって信頼度が高く、初心者にとっても使い勝手が良いためです。なおコインチェックではXRP(リップル)も扱われています。
コインチェックでの口座開設は、以下を参考にしてください。
コインチェックの口座開設方法(タップで閉じます)
Coincheck(コインチェック)の口座開設を解説します。
まずは「コインチェックの公式サイト」に飛び「会員登録」をクリックします。
\ 国内ダウンロード数No.1* /
※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ 期間:2019年1月~2023年12月 データ協力:App Tweak
次に下の画面の赤枠部分を入力します。「メールアドレス」「パスワード」をそれぞれ設定し、「私はロボットではありません」の部分にチェックを入れ「会員登録」を押して進みましょう。
会員登録ボタンを押すと、先ほど入力したメールアドレスにメールが送られてきます。メール内のURLをクリックすると、下記のページに遷移します。
次に本人確認を実施します。全てWEBで完結しますので、そんなに時間はかかりません。
下記の赤枠の「本人確認書類を提出する」をクリック。
クリックすると下記画面に移行します。自身の受信できる電話番号を入力し、電話番号にSMSで送られてくるコードを入力しましょう。
認証コードが受理されれば電話番号登録は完了です。
次にまだ本人確認が終わっていないので、再度「本人確認書類を提出する」をクリックします。
クリックすると先ほどとは違うページに遷移します。次に提出するのは本人確認書類で、アプリを使って申請していきます。
上記の「アプリのQRコードを表示」を選択すればQRが表示されますので、アプリで開き、順次進めていけば登録は終了です。
なお、本人確認書類は下記の書類が該当しますので、必要なものを準備しておいて下さいね。
- 運転免許証
- パスポート・在留カード
- 特別永住者証明書
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード
- 個人番号カード
Bitrueなどの海外取引所に仮想通貨を送金
コインチェックなどで仮想通貨を購入したら、続いて仮想通貨Bitrue Coin(BTR)を扱う海外取引所に送金します。Bitrue Coinに交換するのであれば、発行元のBitrueがおすすめです。
Bitrueなどに送金する際、まず送り先の入金アドレスをコピーします。続いてコインチェックなどを開いて、ウォレットの出金画面にアドレスを貼り付けましょう。
そして送りたい銘柄の種類を選んで金額を入力した後、手数料の金額を確認してから送ります。
海外の取引所で仮想通貨仮想通貨Bitrue Coin(BTR)と交換
(Birtue公式サイト取引ページより)
送った仮想通貨が着金したら、仮想通貨Bitrue Coin(BTR)と交換です。Bitrueで交換する場合、ビットコイン・イーサリアム・USDT・USDC・XRPの5種類と交換できます。
ちなみに取引所によってBitrue Coin(BTR)との交換に対応している銘柄は異なるため、事前のチェックが欠かせません。交換の際はトレード画面を開き、Bitrue Coin(BTR)と交換したい銘柄・金額を入力します。
仮想通貨Bitrue Coin(BTR)の将来性は高いのか?
仮想通貨Bitrue Coin(BTR)を扱う際、今後の見込みについてつい気になりますよね。同通貨の将来性について以下の4点から見ていきましょう。
仮想通貨XRP(リップル)に連動して価格が上がる可能性
まずBitrue Coin(BTR)は、同じくBitrueが発行する仮想通貨XRP(リップル)に合わせて価格が上昇する可能性があります。XRPはコインチェックなど日本国内の取引所にも上場しており、日本人にとっても知名度は高いです。
加えて国際送金で活躍する通貨で国内の金融機関でも採用されているため、日常でお世話になることもあります。今後XRPの上場先が増えたり導入する金融機関が増えたりした場合、より価格が上昇するでしょう。
そしてBitrue Coin(BTR)も性質でXRPと似ているため、一緒に注目されたり上昇したりする可能性があります。
PancakeSwapへの上場はかなり明るい話題
(PancakeSwap公式サイトより)
また仮想通貨Bitrue Coin(BTR)は、2021年5月にPancakeSwapにも上場を果たしました。実はPancakeSwapへの上場はかなり明るい話題です。
PancakeSwapはDEX(分散型取引所)の中でも非常に高い人気を誇ります。資産運用の利率の高さや手数料の安さでユーザーが多いため、Bitrue Coin(BTR)が注目されたり取引対象になったりする可能性も高いです。
PancakeSwapでの取引や資産運用を通じて同通貨の価値上昇も期待できるでしょう。
バーンの進展による価格上昇も期待できる
さらに仮想通貨Bitrue Coin(BTR)は、今後さらにバーンが進むことで価格上昇も見込めます。バーンで流通枚数が減れば、自然と1枚当たりの価値が上昇するためです。
仮想通貨Bitrue Coin(BTR)のバーンは、1年に4度行われることになっています。バーンが行われる枚数はBitrueの純利益によって変化するものの、取引所自体は大手であるため、バーンによる価格上昇も順調に進むでしょう。
過去にハッキング事件があった点も知っておくべき
仮想通貨Bitrue Coin(BTR)は将来に対して前向きな話が多いものの、過去にハッキング事件があったことも理解しておくべきです。
事件は2019年6月にBitrueのホットウォレットで発生しました。ハッキングの結果、約5億円分の資産が流出した上、犯行時にも90名分のウォレットの秘密鍵が不正取得されています。
Bitrue側も即座に対応し、資産凍結などの方法で立て直しを行いました。善後策でセキュリティも強化されていますが、ハッキングのリスクが0になったわけではありません。今後もハッキングに対して細心の注意が求められます。
仮想通貨Bitrue Coin(BTR)の価格推移をチャートで見てみよう
仮想通貨Bitrue Coin(BTR)を今後扱っていく際、今までの価格や今後の価格は気になりますよね。今後の価格について予想を立てられるように、上場から現在までの価格推移を解説します。
2019年7月の上場から2021年初めまで10円以下で推移
(Coin Market Capより)
仮想通貨Bitrue Coin(BTR)が本格上場したのは2019年7月下旬です。上場直後は10円を上回ることもありましたが、9月下旬から2020年3月にかけて徐々に下がっていっています。
3月末に1.64円台にまで下がった後は徐々に回復し、7月には7.49円となりました。以降は4~6円で推移する状況が2021年の春先まで続きました。
2021年3月から5月に急上昇
(Coin Market Capより)
10円以下で値動きしていた仮想通貨Bitrue Coin(BTR)は、2021年3月に急上昇しています。3月6日には19.79円に、15日には53.66円、18日には69.66円を記録しました。
同じ頃に仮想通貨市場全体が盛り上がってバブル状態になったことが要因と考えられます。3月下旬には下落し、以降5月後半まで20~30円で推移しました。
2021年夏に値下がるも9月から再上昇
(Coin Market Capより)
5月後半頃からは再び徐々に価格が下がりました。6月下旬から1ヶ月程度は10円台前半にまでなりましたが、7月後半から再び上昇に転じています。
特に9月頃からは激しく上昇していき、11月25日には45.49円となりました。11月もDeFiブームがあったため、DeFiサービスを扱っていたことで注目されたと考えられます。
12月は価格が下落したものの、2022年を迎える頃に再び価格が向上しました。
2022年は下落傾向
(Coin Market Capより)
2022年に入って当初は価格も堅調に伸び、1月9日には55.04円となっています。1月下旬からは徐々に下がったものの、5月にかけて30円台で推移しました。
しかし5月中旬から仮想通貨市場の不況を受けて急落し、6月19日には8.5円台を記録しています。6月末には少し回復してきている状況ですが、今後も目が離せません。
まとめ
仮想通貨Bitrue Coin(BTR)の特徴や将来性などを見てきました。大手取引所Bitrueで様々な特典を得られるため、同取引所をうまく利用する場合に欠かせない存在です。
また日本人の仮想通貨ユーザーにとってなじみのあるXRP(リップル)と関連性があるため、XRPの上昇に伴って躍進することも考えられます。PancakeSwapに上場したことでも注目が増していくでしょう。
加えてバーン機能もあるため、長期的に保有するほど価値が出てくる可能性も高いです。長い目で儲けることを考えるのであれば、ぜひ購入を考えてみてはいかがでしょうか。