NFTってなんなの?意味や仕組みについて詳しく知りたいな。
こんな悩みに答えます。
最近周りでよく「NFT」という言葉を耳にしませんか。NFTを使えば大儲けできると聞いている方もいますよね。
NFTは最近大きく注目されており、人気が出れば高値で取引される可能性もあります。また自分で出品することで、手軽にスキルや作品を発表できる点も魅力です。
ただNFTについてよく分からない方もいるでしょう。
そこで本記事では、NFTの特徴・仕組みから稼ぐ方法をわかりやすく解説していきます。
この記事を読むことで、NFTの知っておくべき情報を完全に理解することができますよ。
NFTとは?わかりやすく解説
NFTとは「Non-Fungible Token」の略で、日本語では「非代替トークン」と呼ばれます。つまり他のものと取り替えができないトークンを指す言葉です。
具体的に言うと、NFTはコピペができないデジタルデータを指します。今までのインターネット上にある文章や画像などは自由にコピーし、自分の必要に応じて利用できていました。
一方NFTは複製できない性質を持つブロックチェーン技術を活用しています。ブロックチェーンによって替えのきかないデータになった分、唯一無二の存在として高い価値を持たせられるようになりました。
ブロックチェーンについては次の項目で紹介しますが、要するにNFTとは「ブロックチェーン技術によって作られた唯一無二のデジタル資産」とすれば分かりやすいでしょう。
NFTの知っておくべき5つの特徴・仕組み
NFTはうまく活用すれば一獲千金のチャンスさえあります。「大儲けできる可能性がある」と聞くと、もっとNFTについて知ってみたいですよね。NFTの主な特徴・仕組みに以下の5点があります。
世界でたった1つのデジタルデータ
まずNFTは世界でたった1つのデジタルデータです。
今までとは異なりデータ自体を複製できないため、唯一無二の存在として価値を持ちます。
実社会に見られるもので例えるなら、映画館のチケットが分かりやすいです。チケットには映画館名・映画のタイトル・座席番号・上映日時などが記されていて、基本的に同じものと交換できません。
同じくNFTも他の人が同じものを生み出したり交換したりできないようになっています。同時にコピー不可能であるため、本物と偽物の違いも明確です。
ブロックチェーン技術の応用で生まれたもの
NFTが複製できない理由として、ブロックチェーン技術が挙げられます。ブロックチェーン技術は最近流行りの仮想通貨でも使われているものです。
ブロックチェーンとは複数のコンピュータからデータを管理する手法のことで、従来の管理方法と比べてセキュリティ性能が非常に高いという特徴があります。
ブロックチェーンはデータの所有者・数量・取引を厳密に記録する性質を持ちます。NFTでも活用されているため、勝手に複製・改ざんできない仕組みです。
作品の二次売買が可能
NFTは作品の二次販売もできます。通常NFTアートなどの作品は専用のマーケットプレイスで扱われており、購入者も再販売することでお金稼ぎできる仕組みです。
特に元々の作成者の知名度や人気が上がった際に二次販売すると、購入時よりも高く売れる場合もあります。現時点で作品を購入し、価格が上がった段階で販売すれば、1つの有益なビジネスにもなるでしょう。
ロイヤリティがクリエイターに入る
NFTを作ったクリエイターが作品の二次販売でロイヤリティを得られる点も特徴に挙げられます。実は二次販売の際、最初に作成した人には売り上げの何%かがロイヤリティになる仕組みです。
例えばアーティストがCDを売り出したとして、それを買った一般の人がメルカリやヤフオクで転売など行った場合、制作者の方にはその儲け分が入りません。
NFT市場ではこのような事態を防ぐために作品が二次売買された時、一定の報酬が一次制作者にロイヤリティとして入るようになっています。
作品が多く二次販売で売れるほど、ロイヤリティ収入も安定するでしょう。一次販売での利益とともに恩恵をもたらすため、製作者は収入源を増やせます。
高額取引できる可能性も
NFTは複製や改ざんができないため、データ自体に希少価値を持たせられます。世界に1つしか存在しないことを証明できる分、価値も高まるためです。
特に著名人が作ったものや中身の優れたものであれば、比較的高い価値を持ちます。加えてNFTは誰もが簡単に作れるため、何気なく作ったものが注目されて価値を認められれば高額で売れる場合も多いです。
NFTが話題になった・売れた3つの事例
「NFTが高額で売れる」と言われても、いまいちイメージできない方もいますよね。
実際NFTが高く売れたケースも多いです。特に有名なケースに以下の3つがあります。
ジャック・ドーシーのTwitterのツイート
just setting up my twttr
— jack (@jack) March 21, 2006
まずジャック・ドーシー氏のツイートです。Twitterの創業者・CEOであるドーシー氏は、2006年3月に自ら最初のツイートを発信しました。
そして15年後の2021年に当時のツイートをNFTとして出品したところ、3億円以上で落札されています。140字以内で簡単に呟けるツイートでも価値次第で高く売れる可能性を示した事例です。
Beeple(ビープル)のNFTアート
またBeeple(ビープル)氏のNFTアートも、高額取引された事例として知られています。
世界的なデジタルアーティストとして活動するBeeple氏は、2021年3月に自らの作品をNFTとして売り出しました。
彼の作品は老舗のオークションハウス・クリスティーズで約75億円もの高額で落札されています。当時のNFTアートの落札額では史上最高の金額です。
Beeple氏の作品の落札は、上記のドーシー氏のツイート落札とともに世界的なNFTブームを巻き起こすきっかけになりました。
CryptoPunksのドット絵(ピクセルアート)
さらにCryptoPunksのドット絵(ピクセルアート)も有名なケースです。
CryptoPunksのアートは2017年に登場したもので、最古のNFTアートとされています。
全部で1万種類に及ぶアートはイーサリアムのブロックチェーン上に記録されました。
そして2021年3月に1体分が約8億円もの高値で落札されています。
NFTが特に注目されている分野を6つ解説
今後NFTを使ってお金稼ぎしたい場合、話題性のある分野に注目しておきたいですよね。
現時点でNFT関係で注目を集めている分野が以下の6つです。
NFTアート
NFTアートはNFTで注目されている分野の代表として知られています。
先程ご紹介したBeeple氏の作品も、NFTアートの代表例です。
絵画や画像などのアートは様々なクリエイターが生み出してきたものの、偽物も多く作り出されてきました。世界的に有名な「モナリザ」でさえ贋作が存在するほどです。
しかしアート作品をNFTとして出品すれば、贋作が生まれる可能性もかなり低くなります。贋作が出てこない分、比較的高い価値で取引されることも夢ではありません。
もちろん絵が大好きだったり才能に自信があったりする人にとっても作品を自由に取引できます。今までなかなか作品を発表できなかった場合も、自らの才能をアピールするきっかけになるでしょう。
NFTゲーム
アートとともにNFTで話題になっているのがゲームの世界です。
2021年頃から数多くのNFTゲームが生み出されています。「Axie Infinity(アクシーインフィニティ)」や「SANDBOX(サンドボックス)」などが有名です。
NFTゲームでは普通にプレイを楽しめるだけでなく、NFTのアイテムやキャラを作ったり取引したりできます。自作のアイテムやキャラが高い値で取引されれば、ゲームを通じて一攫千金のチャンスも出てくるでしょう。
なおNFTを売る際、ゲームに関連する仮想通貨に交換するのが一般的です。手に入れた仮想通貨を元手に強い武器・アイテムやキャラを購入すれば、よりやり込み要素を体感しながらゲームを楽しめます。
NFTの写真作品
写真作品もNFTで話題のある分野の1つです。持っているスマホで撮影した風景やモノなどの写真をNFT化し、出品するだけで自由に販売できます。
インドネシアではある学生が毎日撮り貯めた自分の画像を出品したところ、1枚が35万円で売れたことがあり話題になりました。
また著名人の中でも自らのNFT写真集や風景写真集を売り出している人もいます。
TwitterやFacebookなどSNSに写真を上げる感覚で出品・収益化できるため、比較的チャレンジしやすい分野です。
NFTの音楽作品
NFT化した音楽作品も注目を集めています。
NFTとして出品すると、音楽事務所だけでなく個人ユーザーにも販売できるため、収入を得るルートが拡大するのがポイントです。
坂本龍一氏や小室哲哉氏など非常に知名度の高いミュージシャンも積極的に出品しています。
著名なミュージシャンに続くように一般人も自らの作品を発表すれば、音楽分野のNFTもより盛り上がるでしょう。
NFTのトレーディングカードゲーム
NFT化されたトレーディングカードゲームも盛んに取引されています。
ゲームに対応したカードを購入してプレイすれば、仮想通貨を稼げたりより強力なカードの入手・販売も可能です。
NFTカードゲームは日本だけでもCrypto Spells(クリプトスペルズ)やMy Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)があります。また海外ではサッカーなどを題材にしたSorare(ソラーレ)も人気です。
特にSorareは実際に活躍する選手の成績と紐づいているため、スポーツファンの間でも高い人気を得ています。
メタバース内の土地
メタバース内で扱われている土地(ランド)もNFT市場では非常に有名です。土地を購入すると自分で自由に建物や地形を作ったり家賃収入を得たりするなど様々な用途に使えます。
最近では個人だけでなく、有名企業もメタバース内の土地を購入・活用するところが多いです。店舗などを構えたり有料セミナーを開いたりできるため、新しいビジネスの手段として注目されています。
メタバース内の土地で建物や地形を作る際も難しいスキルは必要ありません。SANDBOX(サンドボックス)やDecentraland(ディセントラランド)では専用ツールも搭載されており、誰もが自由かつ楽にアレンジできます。
NFTの始め方|購入方法を6ステップで解説
実際にNFT取引を行う際、始め方や買い方はぜひ知っておきたいですよね。
NFTを始めたり買ったりする際の手順は以下の6ステップです。
仮想通貨取引所で口座開設
最初に仮想通貨取引所で口座を開きます。NFTを購入する際、仮想通貨で決済するケースが多いためです。
基本的に国内取引所の開設だけで済みます。ただ対応通貨によっては海外取引所の口座も必要です。
国内取引所で口座を開く場合、コインチェックを利用すると良いでしょう。コインチェックは日本で最も有名で、初心者にとっても非常に使い勝手が良い取引所です。
コインチェックで口座を開く手順は以下を参考にしてみてくださいね。
コインチェックの口座開設方法(タップで閉じます)
Coincheck(コインチェック)の口座開設を解説します。
まずは「コインチェックの公式サイト」に飛び「会員登録」をクリックします。
\ 国内ダウンロード数No.1* /
※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ 期間:2019年1月~2023年12月 データ協力:App Tweak
次に下の画面の赤枠部分を入力します。「メールアドレス」「パスワード」をそれぞれ設定し、「私はロボットではありません」の部分にチェックを入れ「会員登録」を押して進みましょう。
会員登録ボタンを押すと、先ほど入力したメールアドレスにメールが送られてきます。メール内のURLをクリックすると、下記のページに遷移します。
次に本人確認を実施します。全てWEBで完結しますので、そんなに時間はかかりません。
下記の赤枠の「本人確認書類を提出する」をクリック。
クリックすると下記画面に移行します。自身の受信できる電話番号を入力し、電話番号にSMSで送られてくるコードを入力しましょう。
認証コードが受理されれば電話番号登録は完了です。
次にまだ本人確認が終わっていないので、再度「本人確認書類を提出する」をクリックします。
クリックすると先ほどとは違うページに遷移します。次に提出するのは本人確認書類で、アプリを使って申請していきます。
上記の「アプリのQRコードを表示」を選択すればQRが表示されますので、アプリで開き、順次進めていけば登録は終了です。
なお、本人確認書類は下記の書類が該当しますので、必要なものを準備しておいて下さいね。
- 運転免許証
- パスポート・在留カード
- 特別永住者証明書
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード
- 個人番号カード
ウォレットを作成
仮想通貨取引所の口座を作ったら、ウォレットも作成します。
ウォレットは仮想通貨の取引や出し入れに使う財布アプリです。
ウォレットの中でも特に人気が高く、ユーザーも多いものにMetaMask(メタマスク)があります。
有名なマーケットプレイスであればMetaMask1つで問題ありません。MetaMaskの作成方法は以下を参照してください。
まずはGoogleが提供しているWebブラウザの1つであるChromeを開き、メタマスクの公式HPに移動します。
下記のページに移行したら、赤枠部分の「拡張機能を追加」をクリック。
追加すると、Chromeの右上の画面からメタマスクが開けるようになります。次にメタマスクを選択し「開始(Get Started)」をクリックしましょう。
メタマスクの「開始」をクリックすると、下記画面の「MetaMaskが初めての場合」というページに移動しますので、右側の「ウォレットの作成(Create a Wallet)」をクリックします。
ウォレットの作成をクリックすると、下記のような「MetaMaskの品質向上へのご協力のお願い」というページに進みます。
ここは内容を軽く確認し「同意します(I agree)」をクリックして次に進みます。
同意を選択すると、パスワード設定に移行します。下記画像の「新しいパスワード」の部分にメタマスクで扱うパスワードを自身で考えて設定しましょう。
入力後「パスワードの確認」で同じパスワードを入力し「使用条件を読んで同意しました」にチェックして「作成」をクリックします。
パスワード設定が完了したら、次は「秘密のバックアップフレーズ」の保存・入力を行います。下記画像の赤枠の部分をクリックすると英単語が12種類表示されます。
これらを後で入力する必要があるので、12種類の単語と順番をコピペして保存しておきましょう。保存が完了したら「次へ」をクリックします。
秘密のバックアップフレーズを保存したら、実際にコピーした12種類の英単語を入力していきます。
秘密のバックアップフレーズの入力に成功すると下記のように「おめでとうございます」という画面に移行します。
最後に「全て完了」というボタンを押せば設定完了です。
再度言いますが、メタマスクは「パスワード」と「秘密のバックアップフレーズ」を保存しておく必要がありますので、しっかり保存しておいてくださいね。
イーサリアムなど対応する通貨を購入
続けて取引所でイーサリアムなど対応する通貨を購入します。
利用するマーケットプレイスや欲しい作品によって対応する通貨は様々であるため、事前にきちんと確認しましょう。
国内の取引所で手に入る通貨であれば、日本円を入金してから交換するだけで完了です。
一方海外でなければ手に入らない銘柄の場合は、一度国内で別の通貨を購入してから海外取引所に送金・交換します。
購入した仮想通貨をウォレットに入金
通貨を手に入れたらウォレットに入金しましょう。
最初にウォレットの入金画面を開き、入金用のアドレスをコピーします。次に通貨を買った取引所の出金画面を開き、コピーしたアドレスを貼り付けましょう。
あとは送りたい銘柄の種類や数量を入力します。最後に手数料を確認すれば完了です。
なおMetaMaskで送金する際の流れについては、以下もチェックしてください。
ウォレットに入金する方法(タップで閉じます)
ここではコインチェックで暗号資産を購入し、取引所からウォレットに入金する方法を解説していきます。
ますはコインチェックのホーム画面を開き「販売所(購入)」をクリックします。
クリックすると販売所(購入)のページに移動します。基本的に取引所で暗号資産を購入する時はこのページに移動するので、覚えておきましょう。
今回はイーサリアム(ETH)を購入するので、「ETH」を選択し「購入する」をクリックします。
これで暗号資産の購入は完了です。次に実際に購入した通過をウォレットに送金していきます。
再度コインチェックのホーム画面を開き、下記画面の青枠の「暗号資産の送金」をクリック。
クリックすると実際に送金する画面に移動します。送金リストに宛先を追加し「送金する」ボタンを押せば完了です。
送金リストの追加については下記の画像を参考にして下さい。新規ラベルには自身が分かりやすいような名前を、新規宛先には先ほど登録したメタマスクのアカウント名をコピペします。
拡張機能のメタマスクを開き、画面上部のアカウント名の部分を貼り付ければ送金先リストの作成は完了です。
これで「送金する」をクリックすれば送金は完了になります。
NFTマーケットプレイスで登録・ウォレットの連携
ウォレットの仮想通貨を入れ終えたら、使いたいマーケットプレイスでアカウントを登録します。
最初に新規登録をボタンを押し、メールアドレスとパスワードを設定しましょう。
設定が終わって先に進むと、登録したアドレスに認証用のメールが届きます。メールを開いてURLを押せば認証完了です。
なおメールが見つからない場合は、迷惑メールフォルダなども確認してみてください。
アカウントを登録したら、ウォレットを連携させます。ウォレット連携のボタンを押して種類を選んだら、連携を承認するだけです。
欲しいNFTの検索・購入
アカウント登録やウォレット連携が終われば、欲しいNFTを購入できます。
各マーケットプレイスの検索窓やカテゴリー欄などを使って探し、お目当ての作品を探しましょう。
作品を見つけたらクリック・タップして購入手続きに移ります。決済手段や手続き方法を確認してからお金を支払いましょう。
なお業者によっては日本円決済に対応している場合もあります。
さらに詳しい買い方について知りたい方は「NFTの買い方・購入方法」の記事を確認してみてくださいね。
NFTでうまく稼ぐ3つの方法
NFTの始め方や買い方とともに気になるのが稼ぎ方ですよね。
NFTを使ってうまく稼ぐ方法に以下の3つがあります。
マーケットプレイス経由でNFTを取引する
まず最も基本的な方法がマーケットプレイス経由で取引するやり方です。
NFT作品はタイミングに応じて価格が変動するため、特に価格が上がった時に売れば多く利益を得られます。
事前に作品を買って保管し、価格が上がったところで二次販売すると良いでしょう。
二次販売で儲けるには、クリエイターや彼の作品の動向に気を配って、評判などが向上するタイミングを待つべきです。
NFTの販売方法に関しては、下記の記事で解説しておりますので、確認してみてくださいね。
自作のNFTをマーケットプレイスに出品する
また自作のNFTをマーケットプレイスに出品する方法もおすすめです。
アートや写真などをNFT化してから値段を付けて出品します。内容が優れていたり人気が出てきたりすれば高く売れるでしょう。
もし自分のスキルに自信がない場合は、他のプロに依頼するのも1つの方法です。
クラウドソーシングサイトやスキルマーケットなどで依頼し、納品されたものを代わりに売れば収益を得られます。
事前にクリエイター申請が必要な場合もある
出品する際、サービスによって事前にクリエイター申請が必要なケースがある点に注意すべきです。
特に公認クリエイター制を採用している業者の場合、事前審査を通って初めて出品できます。
マーケットプレイスによって規則が異なるため、前もってきちんとチェックしましょう。
NFT関連の仮想通貨で利益を出す
NFT取引以外にも関連する仮想通貨で利益を出す方法もおすすめです。
NFTに関連する銘柄を今のうちに購入しておくと、将来NFT市場が拡大した際に値上がりする可能性が十分あります。
NFTに関連する銘柄としてエンジンコインやChiliz(チリーズ)などが代表的です。国内取引所でも扱っている銘柄もあるため、下記記事を参考にしてみてくださいね。
また他のNFTの稼ぎ方についてさらに詳しい情報について知りたい方は「NFTで稼ぐ方法や成功事例」の記事で解説しておりますので、こちらもあわせて確認ください。
NFTを購入できるおすすめのマーケットプレイス5選
NFTを買ったり売ったりする場合、扱っている場所が気になりますよね。
NFTを購入する上で特におすすめのマーケットプレイスを5つご紹介します。
Coincheck NFT
- コインチェック運営のNFTマーケットプレイス
- SANDBOXやDecentralandなど有名ゲームのアイテムやカードなどを扱っている
- 初心者にとっても気軽に利用できる
Coincheck NFTは国内の代表的な仮想通貨取引所・コインチェックのNFT部門です。
SANDBOX・Decentraland・Sorareなど有名NFTゲームのアイテムやカードも扱っています。
また仮想通貨取引所が運営しているため、購入に必要な通貨も同じサービスで買える点でも便利です。
初心者にとっても操作が便利なサイト構成になっており、NFT未経験者でも気軽に利用できます。
Adam byGMO
- GMOグループ運営のマーケットプレイス
- 扱われているコンテンツのジャンルが多様
- 著名人も多く参画している
- 日本円での決済もできる
Adam byGMOは国内インターネット大手のGMOグループが運営するサービスです。
扱っているジャンルはアート・写真・音楽作品・動画・3Dなど多岐に渡ります。
また坂本龍一氏や鳥居みゆき氏・ORENGE RANGEなど数多くの著名人・グループが出品している点も特徴です。
著名人の今後の活躍ぶりで価格上昇も期待できるため、二次販売で稼ぎたい場合におすすめでしょう。
他にも日本円で決済できる点もメリットです。NFTに慣れていない日本人にとっても比較的便利に利用できます。
SBINFT(旧nanakusa)
- SBIグループ傘下のマーケットプレイス
- 質の高いNFT作品が見つかる
- イーサリアムチェーンに加えてPolygonチェーンも導入
- 一部作品をクレジットカードで購入できる
SBINFTはSBIグループ傘下のマーケットプレイスです。
元々は「nanakusa」として活動していましたが、2022年3月から現在の体制で運営されています。
SBINFTでは公認クリエイター制を採用しているのが特徴です。事前に審査を通過したクリエイターのみが一次販売できるため、質の高い作品が多く見つかります。
またイーサリアムチェーンとともにPolygonチェーンを導入しているため、手数料の値下げや迅速な取引への期待度も高いです。
他にも一部作品の決済にクレジットカードも使えるため、仮想通貨を用意する手間も省けます。
OpenSea
- 世界最大のNFTマーケットプレイス
- ドメインや会員権などに至るまで多種多様なNFTを扱う
- 簡単にNFTを作成・出品できるツールも搭載
OpenSeaは世界最大規模のNFTマーケットプレイスとして有名です。扱っているコンテンツは数百万点にも及びます。
ジャンルの面でもアート・写真・音楽作品など定番のものから、ドメインや会員権などまで様々です。
OpenSea自体は海外のサービスではあるものの、日本語にも対応しています。英語が苦手だったりNFT慣れしていなかったりする方にとっても敷居を感じずに済むでしょう。
OpenSeaではNFTの作成ツールも搭載されています。専門知識なしに簡単かつ自由に作れるため、出品のハードルも低いです。
Rarible
- アカウントを簡単に作れる
- 決済や投票に使えるRARIトークンも発行
- 様々なブロックチェーンやウォレットに対応
Rarible(ラリブル)も海外のNFTマーケットプレイスでは高い知名度を誇ります。
アカウント作成が非常に簡単にできるため、NFT初心者でも使い勝手が良いです。
またRARIと呼ばれる仮想通貨も発行しており、サービス内での決済や運営からの投票に利用できます。
イーサリアム以外にもSolana・Tezos・Polygonなど多くのチェーンやウォレットに対応している点も強みです。
NFT関連銘柄でおすすめの国内取引所5選
NFTを使って利益を出したい場合は、NFTに関連する仮想通貨銘柄の売買もおすすめです。
NFT関連銘柄を取引する際、国内取引所では以下の5種類を使うと良いでしょう。
コインチェック
- 日本の仮想通貨取引所で最も有名なもの
- SAND・エンジンコイン・DOTなどの関連銘柄を扱う
- 初心者にとっても非常に使い勝手の良いサイト構成
- Coinchek NFTと一体で利用できる
コインチェックは日本国内にある仮想通貨取引所で最も有名なものです。
NFT関連銘柄もSAND・エンジンコイン・DOTなどを扱っているとともに、サイトが初心者にも使いやすい点で便利です。
Coincheck NFTと一体になっている分、銘柄を購入後にすぐNFT取引できる強みもあります。
\ 国内ダウンロード数No.1* /
※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ 期間:2019年1月~2023年12月 データ協力:App Tweak
DMM Bitcoin
- DMMグループが運営する仮想通貨取引所
- 20種類以上の仮想通貨を扱い、NFT関連銘柄も豊富
- 各種手数料が一切掛からない点やレバレッジ取引が2倍までできる点も強み
DMM BitcoinはDMMグループが運営する取引所です。扱っている仮想通貨も20種類以上と国内で最も多い方に入ります。
NFT関連銘柄でもBAT・エンジンコイン・DOTなどと豊富です。
DMM Bitcoinの強みとして、各種手数料が一切掛からない点があります。入出金はもちろんのこと、取引時の手数料も発生しないため、経費を抑える点でおすすめです。
また2倍までのレバレッジ取引もできるため、少し強気で取引して大きな利益を上げたい人にも向いています。
\ DMMグループが運営 /
GMOコイン
- GMOグループ運営の仮想通貨取引所
- 多くの銘柄を扱い、NFT関連銘柄もエンジンコイン・DOT・BATの取引が可能
- 各種手数料が発生しない点や顧客満足度が非常に高い点で安心
GMOコインはインターネット大手のGMOグループが運営する取引所です。
銘柄数も多く、DMM Bitcoinとともに国内最多を誇ります。
NFT関連銘柄でもエンジンコイン・DOT・BATなどを扱っている点でおすすめです。また各種手数料も一切発生しないため、取引で余計な出費を出したくない方にとって使えます。
他にもオリコンで2年連続で顧客満足度1位を記録した実績がある点もポイントです。安心できる取引所を使いたい場合は選択肢に入れると良いでしょう。
\ GMOグループが運営 /
bitFlyer
- ビットコインの取引量が多い
- セキュリティの強固さは世界トップクラス
bitFlyerは同名の株式会社が運営する仮想通貨取引所です。
扱っている銘柄も多く、NFT関係でもDOT・BAT・テゾスを扱っています。
世界140ヶ国の仮想通貨取引所の中でもセキュリティがトップクラスと認められている点が強みです。安全性を軸に取引所を選びたい人におすすめでしょう。
\ 取引量が国内トップクラス /
LINE BITMAX
- LINEが運営しているとともに、LINE口座開設もできる
- LINE NFTを使った取引もできる
- 売却時のみ2倍のレバレッジを掛けられる
LINE BITMAXはSNSでおなじみのLINEが運営する取引所です。LINEのアカウントがあれば簡単に口座を作れるため、初心者にとっても敷居は全く高くありません。
扱っている銘柄数は6種類と少ないものの、ビットコインやイーサリアムなど有名なものは購入できます。またLINE NFTでも利用できるLINKSを扱っている点も特徴です。
口座を開設すればLINE NFTでも取引できる上、販売時に2倍のレバレッジをかけて売れます。LINEを使って気軽にNFTを扱いたい場合におすすめです。
NFTの今後・将来性を考察
NFTについて扱う際、今後や将来性も気になりますよね。
以下の3点からNFTの今後について考察していきましょう。
市場規模のさらなる拡大が期待できる
まずNFT市場は今後さらなる拡大が期待できます。市場規模は2019年には300億円程度でしたが、2021年には2兆円にもなりました。
NFTはブロックチェーン・仮想通貨・メタバースとも深く関係しています。今後仮想通貨などを利用する機会が増えることでNFTを取引する回数も増え、より市場規模が拡大する可能性は高いです。
すでに著名人や有名企業がNFTを積極活用
また著名人や有名企業の中でNFTを活用するケースも増えています。
著名人では元体操選手の内村航平氏が引退記念のNFTを出品したり、坂本龍一氏のように楽曲を販売したりするケースなどです。
企業でもメタバースを使ったNFTゲーム内に土地を買うところが続出しています。
NFTとメタバースは新しいビジネスを生み出す可能性もあるため、多くの企業が専門部署をを作るなどしてNFTに参入しようと躍起です。
実社会で利用される機会も増える見込み
NFTは今のところアート・ゲーム・写真などの分野で活用されてきました。そして今後は実社会でも利用される機会が増える見込みです。
特に権利や証明関係への利用が増えると考えられます。すでにアルファロメオはNFT証明書付きの自動車の開発を発表しており、2023年に発売予定です。
また日本でも新潟県長岡市山古志地区でもNFT住民票が発行されています。全国初の試みではあるものの、今後行政機関がNFT扱う機会も増えるでしょう。
NFTを扱う時に関する3つの注意点
将来性が色々と考えられるNFTも、一方で注意すべき点もあります。NFTを扱う際の注意点も3つご紹介しましょう。
日本国内で法整備が進んでいない
まず日本国内でNFT関連の法整備が進んでいない点です。NFTがあまりにも急速に発達しすぎていて、行政側はNFT関連の動きにうまく追い付けていません。
NFTの所有や取引で何らかのトラブルが起きても法的な保護が受けられない状態です。クーリングオフのような取引キャンセルできる仕組みもないため、あくまでも自己責任で扱う必要があります。
著作権関係のトラブルが起こるリスクも
また著作権関係のトラブルが起こるリスクについても注意すべきです。NFTを扱う際、マーケットプレイスで二次販売もできますが、権利関係の法整備が進んでいないためにトラブルが起きる場合もあります。
しかも二次販売後の作品の動きもうまく追えないため、いずれかの段階で著作権を悪用するケースも起こりかねません。
今後NFT関係の法律が整備されるにつれて、著作権との関係も明確に定義されていくでしょう。
取引する際の手数料が高いケースもある
最後にNFTを取引する際は手数料が発生するケースもあります。NFT取引はイーサリアムチェーン上で行われる場合が非常に多いためです。
イーサリアムチェーンは世界全体で頻繁に利用されています。ただ取引の処理に時間が掛かったり手数料が高くなったりする点が深刻な問題です。
なるべくイーサリアム以外のブロックチェーンを使うのもおすすめでしょう。
まとめ
本記事ではNFTについて色々な面から解説していきました。
ブロックチェーン技術を応用しているため、世界でただ1つのデジタルデータとみなせるのが大きな特徴です。
NFTは現在アートや写真などの分野で活用されています。今後とも利用される範囲が広がるとともに、市場規模も拡大する見込みです。今からでも取引に参加すると将来有益な財産となるでしょう。
NFTは近年非常に注目されており、収入の柱として役立てることもできます。先々の資産形成や収入のことを考えるのであればNFTも検討してはいかがでしょうか。